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ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンはプリンスと対面で会った時のことを振り返っている。

ポッドキャスト『ブロークン・レコード』に出演したダフ・マッケイガンは人生における三大アーティストとしてイギー・ポップ、レミー・キルミスターと並んで、プリンスの名前を挙げている。

プリンスと話したことはあるのか?と訊かれたダフ・マッケイガンは次のように語っている。「ああ、一度だけ会ったことがあるんだ。ドイツだった。『ダイアモンズ・アンド・パールズ』のツアーに行ったんだ。ガンズ・アンド・ローゼズは翌日にスタジアムでライヴだったんだけど、彼はアリーナだった」

「ガンズ・アンド・ローゼズのスタッフなんかと共に裏から行ったんだ」とダフ・マッケイガンは語り、楽屋に着いたらメッセージを受け取ることになったという。「俺がいるというのを聞いて、話をしたいということになったんだ」

「プリンスは俺がファンだというのを知っていたんだ」とダフ・マッケイガンは続け、興奮は不安に転じることになったと説明している。「酔っ払いすぎていたんだ。その時もまだ飲んでいて、酔っ払いすぎているのは分かっていた」

ダフ・マッケイガンはみっともないことをしたくなかったので、その場を去る理由を探したと語っている。「何があったのかは覚えていない。ロウソクがあったのは覚えている。酔っ払っていたんだ。そして、プリンスがいるわけだからね。そこにいたくなかった。嫌だったよ。それで出ることにした」

このドイツでの出来事から何年か経った後、ダフ・マッケイガンはプリンスがプロデュースするドキュメンタリーに参加する誘いを受けたという。

「『プリンスがやっているって? もちろん、OKだよ』という感じだった」とダフ・マッケイガンは語っている。「それで家に人が来るっていうから、ベースを出して、ちょっと着飾ったりもしたよ」

ドキュメンタリーのクルーにプリンスはいなかったが、ダフ・マッケイガンはインタヴューを受けることにしたという。

「携帯にメールでプリンスからリアルタイムで質問が届いたんだ」しかし、インタヴューが進むにつれて、難しい質問をされることになったとダフ・マッケイガンは振り返っている。「『なぜガンズ・アンド・ローゼズは解散したのか?』という質問になっていったんだ。当時、他の人も訊いてきたような質問を彼もしてきた。それで『それは答えられない。俺たちはその手の話はしないんだ』と言ったよ」

先日、ダフ・マッケイガンは“Sweet Child Of Mine”のスラッシュによる有名なギターは曲をボツにするために書かれたと語っている。

ポッドキャスト『ソングクラフト』に出演したダフ・マッケイガンはスラッシュがあのイントロを書いたのはあの曲をボツにするためで、スラッシュは当時イジー・ストラドリンから提示されたコードを「気に入っていなかった」と語っている。

それでスラッシュは「風変わりな無調のフレーズ」を思いついたが、この曲をボツにしようとする試みは無駄になったという。「もちろん、曲をボツにしようとしたパートがハマることになった。曲にとって最高のイントロになったんだ。突然、僕らにはあのバラードが生まれることになった。あの時はバンドとしてすべてがカチッとハマっていたことを示しているよね」

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