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ポーティスヘッドはライヴ盤『PNYC – ライヴ・イン・ニューヨーク』が25周年を記念してCDとアナログ盤で再発されることが決定している。

『ローズランド NYC ライヴ 25』は1998年11月にニューヨークのローズランド・ボールルームで収録されたライヴ盤をリマスターしたもので、4月26日にリリースされる。アルバムには映像作品には収録されていた“Numb”と“Undenied”、クレジットロールで使われていた“Western Eyes”が追加収録される。

また、再発盤には“Sour Times”と“Roads”のオリジナル・ヴァージョンも収録される。この2曲はアルバムのリリース時には別のライヴ音源に差し替えられていた。

リイシューのプロダクションを全面的に監修したエイドリアン・アトリーは次のように述べている。「セカンド・アルバムがリリースされる前に行ったこのライヴのことはずっと忘れられない。観客が新しい曲を聴くのはこれが初めてで、そのアルバムを発表するために企画されたんだ」

「オーケストレーションや撮影の画角には細心の注意が払われることになった。このアルバムは私たちにとって1年にわたるワールド・ツアーに先立つものだった。ニューヨークの伝説的なローズランド・ボールルームで録音・撮影されたが、残念ながら今はもう存在しない。このリイシューには未発表の3曲があり、全体をすべてリマスタリングした」

ライヴ・アルバムの25周年エディションはストリーミング・サービスには昨年の11月2日に配信されている。ソリッド・レッド・ヴァイナルとゲートフォールド・スリーヴ仕様の限定2枚組LPは両面折り込みポスターとコンサートで使用されたゲスト用「バックステージ」ステッキ・パスのレプリカが同梱される。CDにはゲスト用「バックステージ」ステッキ・パスのレプリカと12Pのブックレットが同梱される。

また、『ローズランド NYC ライヴ 25』のリリースに合わせて、ブリストルのウォーターシェッド・シネマではエイドリアン・アトリーの紹介による『PNYC – ライヴ・イン・ニューヨーク』の上映も行われる。

一方、初のソロ・アルバム『ライヴス・アウトグロウン』をリリースすることを発表して、リード・シングル“Floating On A Moment”が公開されている。

初のソロ・アルバム『ライヴス・アウトグロウン』には10年以上の期間にわたってレコーディングされてきた10曲の新曲が収録される。

プレス・リリースによれば、『ライヴス・アウトグロウン』はベス・ギボンズにとってこれまでで最もパーソナルな作品で、私生活で経験してきた変化が反映されたものであり、より楽観的な作品になっているという。

「希望がない人生とはどんなものなのかを知ることになりました。それは感じたことのない悲しみでした。以前は自分にも未来を変える力がありました。しかし、自分の身体が反発する時、やりたくないことをやらせることはできません」とベス・ギボンズはアルバムの背景について述べている。

「人は死に近づいていく。若い時は、結末がどうなるかわからないし、どのように展開していくのかもわからない。私たちはこれを乗り越えられるって考えるし、物事はきっと良くなるって思う。だけど受け入れ難い結末もある。様々なことを乗り越えた今、私はただ、勇気を持たなければならないと感じてる」

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