ビリー・アイリッシュはサード・アルバムのマスタリングが行われていることを明かして、アルバムが完成したことを示唆している。
ビリー・アイリッシュは公式インスタグラムで黒いコートにスケルトン柄のTシャツ、そして銀色の星がついた黒の目出し帽をかぶった自身の写真をスライドショーで公開している。キャプションには「私のアルバムをマスタリングしている」と記されている。
マスタリングはアルバムや楽曲のオーディオ・プロダクションにおいて最終段階であり、全体的なサウンドを向上させ、アルバム全体に一貫性を持たせ、配信の準備をすることで、トラックに最後の仕上げをする段階にある。
昨年12月、ビリー・アイリッシュはサード・アルバムがほぼ完成していることを明かして、「どこかの時点でもっと多くのことを知ってもらえると思う」と語っている。
また、ビリー・アイリッシュはデュア・リパのポッドキャスト「アット・ユア・サービス」でサード・アルバムで創作プロセスの変わった点についても語っている。
「すべてが違うわ。最近は違うやり方でやることにも慣れてしまったから、較べるようにしていた。『こっちでやるのも問題なしね。大丈夫。まだ、こっちのやり方でもできるわ』ってね」
ビリー・アイリッシュは変わった点についてさらに詳しく説明している。「部屋の中での存り方が変わって、それから声が完全に変わることになった。声が変わるのは旅みたいなものよね。ショックでもあるんだけどね。『OK、変わってしまったけど、それが自分にも分かる』という感じだった。変化を受け入れたり、乗り越えたりするのは難しい。『ずっとこのやり方でやっていて、うまくいっていたのに』ってね。でも、それができなくなってしまう」
ビリー・アイリッシュは若い頃の「恐れ知らず」なところの良さが分かるようになったと語っている。「10代の頃はキャリアの多くが若いということに事実に基づいていた。でも、歳を取ると、みんなが自分が若いことに慣れてしまうと、難しくなってくる。でも、歳を重ねると、若い頃の自分を認識できなくなるなんて誰も教えてくれなかった」
先日、ビリー・アイリッシュは第66回グラミー賞授賞式のバックステージでマイリー・サイラスと話し合ったことを明かしている。
「お株を奪いたいわけじゃないけど、マイリー・サイラスはあなたもステージに立つと、くだらないことを言ってしまうことはある?って訊いてきたの」とビリー・アイリッシュは語っている。「まさに。100%、自分もそうだと思った。マイリー・サイラスが『なんであんなこと言っちゃうのかしら?』と言っていたから、『ゴメン。マイリー、私もそうなの。あそこに立つと、くらだないことが口から出てくるの』と言ったわ」
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