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トゥールのフロントマンであるメイナード・ジェームス・キーナンはライヴ中に携帯電話を使用したファンに向かって「間抜け」と罵倒している。

トゥールは現地時間2月14日にロサンゼルスのクリプト・コム・アリーナでライヴを行っており、“Intolerance”の演奏中に携帯電話を使った観客を非難している。

トゥールは何年にもわたってライヴで「携帯電話禁止」を徹底させており、ア・パーフェクト・サークルを含めメイナード・ジェームス・キーナンのライヴでは過去にはルールを破ったファンが退場させられたりもしている。

今回、メイナード・ジェームス・キーナンが観客に向かって「携帯電話をしまえ。間抜けめ。本気で言っているんだ」と叫んで戒める動画がオンラインにはアップされている。

メイナード・ジェームス・キーナンがライヴ中に観客を「間抜け」呼ばわりするのは初めてではなく、昨年12月にはカナダ公演で同じ辛辣な言葉を放っている。メイナード・ジェームス・キーナンは次のように語っている。「ライトを消せ、間抜け。ライトを消すんだ。アメリカ人になるな。やめてくれ。間抜けめ」

トゥールは2月18日にラスベガスのT-モバイル・アリーナで行った公演でアメリカ・ツアーを締めくくっている。トゥールは5月からヨーロッパ・ツアーに乗り出すことが決定している。

一方、トゥールのベーシストであるジャスティン・チャンセラーは次のアルバムをリリースするまでに、また13年かかるとは「考えてない」と語っている。

トゥールは2006年に発表した『10000デイズ』に続くアルバム『フィア・イノキュラム』を13年かけて、2019年にリリースしている。しかし、ジャスティン・チャンセラーは新たなインタヴューで次の音源がリリースされるまで、そんなに長くはかからないだろうとファンを安心させている。

『メタル・ハマー』誌のインタヴューでジャスティン・チャンセラーはメンバーの年齢の問題もあって、バンドがニュー・アルバムをリリースすることをより強く望んでいると語っている。「ダニー・ケアリーも今や62歳だからね。やるとしても13年かかるとは考えてない。もっと効率的にやらなければならないし、そうできる方法を話し合ってきたんだ」

また、フロントマンのメイナード・ジェームス・キーナンはブラジリアン柔術で黒帯を獲得したことが明らかになっている。

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