Photo: Gibson

ノエル・ギャラガーはギブソンと共に78年製レス・ポール・カスタムの限定エディションを発売することが決定している。

今月、ギブソン・ガレージがロンドンにグランド・オープンすることを記念して、ノエル・ギャラガーはチャリティのためにギブソンと提携している。

今回のコラボレーションによってノエル・ギャラガーのサインが入った78年製レス・ポール・カスタムが20本発売される。このギターはジョニー・マーから贈られて、オアシスのライヴやレコーディング・セッションで頻繁に使われてきたギターをモデルとしており、“Whatever”のミュージック・ビデオに登場していることでも知られている。

20本のギターは現地時間2月24日にロンドンの中心部にオープンするギブソンの旗艦店のオープン日に来店した人々に限定発売される。ノエル・ギャラガーとギブソンはこれらのギターの収益をすべてティーンエイジ・キャンサー・トラストに寄付することを発表している。

「1994年のジョニー・マーが俺にくれたレス・ポール・カスタムは常に一番好きなギターの一つで、多くの歴史を彩ってきたんだ」とノエル・ギャラガーは語っている。「今回のリイシューは素晴らしくて、ほとんど同じように感じているよ。ギターが売れることでティーンエイジ・キャンサー・トラストを支援できるのが嬉しいね」

ノエル・ギャラガーの78年製レス・ポール・カスタムはギブソン・カスタム・ショップのマーフィー・ラボによる軽くエイジド加工されたエボニー・フィニッシュが特徴で、それぞれにノエル・ギャラガーの直筆サインが入っている。

「ギブソンはノエル・ギャラガーとの関係を継続してきたので、2024年のスタートを切る上で私たち双方の心に寄り添う本当に素晴らしい活動を支援する以上の方法はありませんでした」とギブソンのリー・バートラムは語っている。「長年にわたってティーンエイジ・キャンサー・トラストには協力しており、彼らが必要としている資金と認知度を高める活動を支援できることはいつも光栄なことです」

ティーンエイジ・キャンサー・トラストのジェーン・アシュトンは次のように続けている。「ティーンエイジ・キャンサー・トラストの音楽面での歴史は、2000年に毎年ロイヤル・アルバート・ホールで一連の公演を行うところから始まりました。ノエル・ギャラガーはその最初の公演に参加し、それ以来、チャリティのアンバサダーとして、ガンと闘う若者たちを絶え間なく支援しています」

「これらのギターはイギリスの伝説的なミュージシャンが他のミュージシャンに貴重なギターを贈った象徴的な瞬間を記念した、まるでバトンを渡すような音楽の歴史に彩られています。集まったお金はガンと闘う若者たちの生活に大きな変化をもたらし、派遣看護師2名分の1年間の資金を賄うことができ、UKのどこに住んでいようと私たちが若者に接触する手助けとなります」

ロンドンにオープンするギブソン・ガレージはアメリカ以外にオープンする初に旗艦店で、ナッシュヴィルにあるギブソン・ガレージに続くものとなっている。

一方、ノエル・ギャラガーはロイヤル・アルバート・ホールで行われる今年のティーンエイジ・キャンサー・トラストのコンサートに出演することが決定している。今年のティーンエイジ・キャンサー・トラスト・コンサートは「オヴェイション」と題した大御所アーティストが出演する公演で締めくくられ、レッド・ツェッペリンのロバート・プラント、ポール・ウェラー、パール・ジャムのエディ・ヴェダー、ステレオフォニックスのケリー・ジョンズ、ピート・タウンゼントらが3月24日に出演する。

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