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リンキン・パークは亡きチェスター・ベニントンが参加している未発表曲“Friendly Fire”をリリースすることを発表している。

リンキン・パークはソーシャル・メディアで未発表曲の一部音源を公開しており、チェスター・ベニントンが亡くなる2ヶ月前にリリースされた最後のアルバム『ワン・モア・ライト』のセッションからの曲であることを明かしている。

コーラスでチェスター・ベニントンは「We’re falling apart for no reason/We’re pulling the trigger in a useless war/If we go back and go into the black/What are we fighting for?/What are we fighting?/It’s just friendly fire.」と歌っている。

いつ“Friendly Fire”がリリースされるかは現時点で明らかにされていない。

“Friendly Fire”の存在についてはマイク・シノダは2020年の時点で言及していた。「完成したアルバムよりも多くの曲をミックスしたんだ。最終的に完成するものに入るかどうか、B面に使えるかどうかを確認するために、いくつか他の曲もミックスしたんだよ。それが“Friendly Fire”なんだ」

“Friendly Fire”が『ワン・モア・ライト』でコラボレーションしたジョン・グリーンとの共作であることを明かしつつ、マイク・シノダは次のように続けている。「あの曲のことはいまだに気に入っているんだ。どこかで出ることになるのかな?」

ファンから未発表曲のリリースを求める声が寄せられると、マイク・シノダは次のように応じている。「あの曲を聴くためには文字通り何年か待ってもらわないといけないと思う」

リンキン・パークは2003年発表の『メテオラ』の20周年記念盤が昨年リリースされたが、他のアルバムも同様のことが行われる可能性についてマイク・シノダは次のように語っている。

「今のところ、計画しているものはないね。常にニュースがある時は伝えるよと言っているしね。これまではやってきたけど、正式なリイシューに対する期待というのは高いものだとも思うしね」

「ベスト盤とか、これまでの作品のリマスターとかは好きじゃないんだ。だから、リンキン・パークのアルバムをリイシューする時は大規模なものとしてやりたいね。そうしたクオリティにならないんだったら、やらないよ。素晴らしいものじゃなければ、やるべきじゃないんだ」

マイク・シノダは先月、リンキン・パークの成功を過度に注目を集めることなく実現できればと思っていたことを明かしている。

「名声は決して求めていたものではなかった。でも、そうなってしまったんだ」とマイク・シノダは『ガーディアン』紙で述べ、自分とチェスター・ベニントンはリンキン・パークの顔として見られたくなかったと語っている。

「フォトグラファーが思い通りにすれば、チェスターだけか、僕とチェスターになってしまう。でも、シンガーやフロントマンだけでなく、バンドとして全員で知ってほしかった」とマイク・シノダは続けている。「リンキン・パークがよく知られるようになり、高く評価されたことはありがたかったよ。でも、注目を集めることなく、バンドを成功させたかったかというと、おそらくそうなんだ。キャリアにおいても名声に関しては常に慣れなかったね」

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