テイラー・スウィフトは「ジ・エラズ」ツアーがオーストラリアで行われるのに伴って、メルボルン大学で人生とキャリアを掘り下げる2日間の学術会議「スウィフトポジウム」が開催されている。
「スウィフトポジウム」はウェブサイトによればメルボルン大学のキャンパスで2月11日から13日にわたって開催されており、「テイラー・スウィフトの人気とその様々な事柄に対する深い意味合いについて批評的な対話を行う学者のための他分野に及ぶ学術会議」と評されている。
学術会議のために世界各地の78の大学から約400の学術論文が提出されており、130の学術論文が採択され、ジェンダー研究、音楽学、経済学、都市計画、医学などの分野の研究者が参加している。
会議ではテイラー・スウィフトとカニエ・ウェストの確執、歌詞のフェミニズム、心肺蘇生法への楽曲の活用、生々しいディープフェイク画像との現在進行形の戦いなどのトピックについて出席者が議論しており、「スウィフトポジウム」では2023年にテイラー・スウィフトのようなファンダム・コミュニティに関する論文を発表したジョージア・キャロル博士による基調講演も行われている。
カルチュラル・スタディーズの講師で、「スウィフトポジウム」の主催者であるハンナ・マッキャンは学術会議について次のようにツイートしている。「世界各地の学者がこのクレイジーとも言える現象に専門家としての批評的なレンズを当てはめています」
First day of the academic part of @swiftposium is DONE! It was unbelievably amazing, several times I had to stop myself from crying at the wonder of it all. Academics from all over the world applying their expertise and critical lens to this crazy phenomenon #Swiftposium2024
— Hannah McCann (@binarythis) February 12, 2024
この会議は学術関係者のみに開かれたものだったが、近くのRMIT大学では2月11日に「ファンポジウム」が開催され、ファンや一般の人々が「スウィフトポジウム」の派生イベントに集まっている。
この学術会議は2月16日からメルボルン・クリケット・グラウンドで3日間にわたって開催されるテイラー・スウィフトの「ジ・エラズ」ツアーに先立って行われている。オーストラリア・ツアーはその後4日間のシドニー公演が行われ、2月26日のアコー・スタジアム公演で締めくくられる。
テイラー・スウィフトは交際相手のトラヴィス・ケルシーが出場した2024年のスーパーボウルを観戦しており、スーパーボウルの視聴者数は1億2340万人で、米国の単一ネットワークとして過去最多の視聴者数を更新している。
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