ユース・ラグーンとして活動するトレヴァー・パワーは、ユース・ラグーン名義での活動を終了することを発表している。
これはツイッターに投稿された声明で明らかになったもので、ユース・ラグーンはこれまでに2011年発表の『ザ・イヤー・オブ・ハイバーネイション』、2014年発表の『ワンダラス・バグハウス』、2015年発表の『サベイジ・ヒルス・ボールルーム』という3枚のアルバムをリリースしている。
声明のツイートはこちらから。
— Youth Lagoon (@youthlagoon) February 1, 2016
声明の全文訳は以下の通り。
「兄弟&姉妹のみんな、幕を降ろそうと思うんだ。ユース・ラグーンを通して言いたいことはもう残っていない。今後はもう存在しないんだ。過渡期の3部作よ、永遠に。『ザ・イヤー・オブ・ハイバーネイション』と『ワンダラス・バグハウス』、『サベイジ・ヒルス・ボールルーム』は、とある隔離された孤独なスペクトラムを占めていたものなんだ。もうその空間にはいられないし、いたくもない。ユース・ラグーンは完結したんだ。山の頂上に辿り着いて、そうすることでしか登りたいと思うより大きな景色を見ることができなかったんだ。自分自身の作ったもので、首輪をつけられて人質になっているのは奇妙なことだよ。音楽を通して僕はすべてを綴ってきた。平穏も、混乱も、創造も、破壊も、人生も、永遠の眠りもね。そして、僕はここにいて、絶え間なくインスピレーションを受けている。言い残したことはたくさんあるけど、それはユース・ラグーンを通してのものじゃないんだよ。どんな形にしろこの試みを支えてくれた人々に感謝したい。今度のツアーがユース・ラグーンでのパフォーマンスとして最後になる。これは物事の終わりなんかとはかけ離れたものなんだ。始まりなんだよ。安らぎと愛と目覚めのなかで」
ユース・ラグーンは2月3日よりUKツアーをスタートさせ、ヨーロッパ・ツアーを行った後、6月12日・13日に開催されるフィールド・デイ・フェスティバルへの出演が最後のライヴとなっている。
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