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ヴァンパイア・ウィークエンドは通算5作目となるニュー・アルバム『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス』をリリースすることを発表して、2曲の新曲をリリースすることが決定している。

全10曲が収録されるヴァンパイア・ウィークエンドのニュー・アルバムは4月5日にリリースされる。

2019年発表の『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』以来となる5年ぶりのアルバムはマンハッタン、ロサンゼルス、ロンドン、東京でレコーディングが行われている。

アルバムからは“Capricorn”と“Gen-X Cops”という2曲の新曲が2月16日にリリースされる。

アルバムは「20世紀のニューヨークに大きなインスピレーションを受けた」とのことで、エズラ・クーニグと長年のコラボレーターであるアリエル・レヒトシェイドがプロデュースしている。

『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス』は2019年~2020年にエズラが歌詞の大部分を書き、そこからじっくり歌詞とメロディーの構成のリワークを重ねて完成したという。

プレス・リリースには次のように記されている。「10曲の傑作はヴァンパイア・ウィークエンドを新たなクリエイティヴのピークへと導くために歌詞とメロディーの構造を洗練させ、手直しし、徐々に形づくることに費やした5年間の産物です」

「アルバムは直接的でありながら複雑で、バンドが最も硬質でありながら、最も美しくメロディアスでもあることを示しています」

アルバムのトラックリストは以下の通り。

‘Ice Cream Piano’
‘Classical’
‘Capricorn’
‘Connect’
‘Prep-School Gangsters’
‘The Surfer’
‘Gen-X Cops’
‘Mary Boone’
‘Pravda’
‘Hope’

「『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス』は決定的なステートメントに他なりません。戯れに冒涜的で対立的な音符で始まり、感情、経験、キャラクター、ストーリーの応酬を経て、受け入れることを示す音符で締めくくられ、それはまさに文字通り『希望』となっています」

アルバム・ジャケットは1988年にニュージャージー州の地下鉄の廃墟で撮影されたものとなっている。

スティーヴン・シーゲルが撮影したこの写真は1988年5月1日の『ニューヨーク・デイリー・ニュース』を読んでいるもので、航空機の屋根が剥がれるという事故が起きた「アロハ航空243便航空機事故」を報じた記事は『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス(私たちの上には神しかいなかった)』という一節がタイトルとなっている。

アルバム発売直後の4月8日に、テキサス州オースティンのムーディー・アンフィシアターでリリース・ライヴを開催することも発表された。北アメリカ大陸横断皆既日食の日であり、ヴォーカル・ギターのエズラ・クーニグの誕生日でもあるこの日にスペシャルなパフォーマンスが行われる予定となっている。

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