エアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラーは「ピース・アウト」と題したフェアウェル・ツアーを延期することになった声帯の治療について現在の状況を明かしている。
「ピース・アウト」と題したフェアウェル・ツアーは昨年の9月2日にペンシルバニア州フィラデルフィア公演から始まったが、スティーヴン・タイラーが「30日間、歌ってはいけないと医師から厳しく命じられた」ために延期されることが発表されている。
今回、スティーヴン・タイラーはハリウッド・パラディアムで開催されたチャリティのグラミー賞授賞式の観覧イベントで自身の健康状態について言及している。
「喉はよくなってきているんだけど、まだ快方へと向かっているところなんだ」とスティーヴン・タイラーは語っている。
娘のミア・テイラーは『ピープル』誌に次のように語っている。「彼は喋っちゃいけない時があるから、文字通り叫ばなきゃいけないこともあって、『今は電話に出られないでしょ。携帯メールにしましょ』とかね」
しかし、彼は携帯電話を使ってタイピングすることはなく、電話に向かって喋っていたという。「彼を黙らすことはできないのよ。彼の口を閉ざすことはできないの。そういう意味ではすごく健康よ」
予定されていた「ピース・アウト」のツアー日程は「2024年のどこか」に延期されるという。振替日程は「分かり次第」発表されるという。
スティーヴン・タイラーは発表時に次のように述べている。「エアロスミス、ブラザーたち、素晴らしいブラック・クロウズと世に出ていって、世界でも最高のファンとロックできなくて胸を痛めている。できるだけ早く戻ってくることを約束するよ」
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