ドナルド・トランプ元大統領の陣営はアメリカ大統領選挙に向けてテイラー・スウィフトに対して「聖戦」を掲げていると報じられている。
ジョー・バイデン大統領はアメリカ大統領選挙を制するためにテイラー・スウィフトからの支持を取り付けようとしていると報じられており、テイラー・スウィフトもジョー・バイデン大統領支持へと向かっているとも言われる中で、ドナルド・トランプ元大統領の陣営は素知らぬ顔を見せている。
2020年のアメリカ大統領選挙ではテイラー・スウィフトは投票日前日にインスタグラムに投稿した動画でジョー・バイデン大統領を支持することを表明していた。昨年、テイラー・スウィフトは次の米大統領選挙で行動に移すように呼び掛けており、記録的な人数がVote.orgのウェブサイトを訪れることとなっている。
今回、ドナルド・トランプ元大統領は陣営がテイラー・スウィフトに対する「聖戦」を掲げているとも報じられる一方で、テイラー・スウィフトが支持しなくても「自分たちのほうが人気がある」ので気にしないとも述べている。
米『ローリング・ストーン』誌に送られたEメールでドナルド・トランプ陣営のジェイソン・ミラーは次のように続けている。「ジョー・バイデン大統領はテイラー・スウィフトが自身を救ってくれると当てにしているかもしれませんが、有権者は空前のインフレ率を前にして『We Are Never Ever Getting Back Together』と言っています」
ドナルド・トランプ大統領は以前にもテイラー・スウィフトが2018年の中間選挙で出馬したテネシー州の民主党議員2人を支持した時にも彼女のことを批判している。
昨年10月、ジョー・バイデン大統領の筆頭代理人であるカリフォルニア州知事のギャヴィン・ニューソンはテイラー・スウィフトが「2024年のアメリカ大統領選挙に強力な影響を与えることになる」と考えていると語っている。
ギャヴィン・ニューソンは『TMZ』から選挙に与える有名人の影響力について訊かれると、即座にテイラー・スウィフトとその若年層の有権者への影響力に着目して、「断固としていて独自のものだ」と評している。
「彼女が達成したことは、若い人々に活力を与え、自分たちには声があり、次の選挙で声を上げるべきだと考えさせることであり、その影響力は深く強力なものだと思う」
2018年、テイラー・スウィフトは自身の政治姿勢について長い沈黙を破り、人権を理由に中間選挙で民主党を支持することを明らかにしている。
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