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ジェイ・Zは第66回グラミー賞授賞式のグローバル・インパクト賞の受賞スピーチでビヨンセが最優秀アルバム賞を受賞していないことについてレコーディング・アカデミーを批判している。

ジェイ・Zはグラミー賞を批判して、評価基準を見直すべきだと提言している。「この若い女性を困らせたくはないが、彼女は誰よりも多くのグラミー賞をもらっているのに、最優秀アルバム賞を一度も受賞していない。そのことを考えてほしい。最多のグラミー賞なのに、最優秀アルバム賞を獲得していない。これはうまく行っていないよね」

ビヨンセはキャリアを通して最多記録となる32個のグラミー賞を受賞しているが、第66回グラミー賞ではノミネートされていない。

娘のブルー・アイヴィとステージに上がったジェイ・Zは「1998年に最優秀ラップ・アルバム賞にノミネートされたけど、DMXはその年に2枚のアルバムをリリースして、どちらも1位を獲っていた。なのに彼はノミネートされなかったんだ。言いたいのは、これをどうにかしてほしいということだ。少なくとも、近づけて行ってほしい」

ジェイ・Zはグラミー賞のノミネーションについても苦言を呈している。「なかには家に帰って、奪われたように思う人もいるだろう。カテゴリーにふさわしくない人もいる。緊張しても本当のことを言わないとね。でも、それ以外では頑張り続けるしかないんだ」

第66回グラミー賞授賞式は現地時間2月4日にロサンゼルスのクリプト・コム・アリーナで開催され、4年連続となる形でトレヴァー・ノアが司会を務めている。デュア・リパ、ルーク・コムズ&トレイシー・チャップマン、シザ、ビリー・アイリッシュ、マイリー・サイラス、オリヴィア・ロドリゴらがパフォーマンスを披露している。

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