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ビリー・ジョエルは新曲“Turn The Lights Back On”をリリースするまでに17年かかった理由を説明している。

ビリー・ジョエルはオーダシーの『チェック・イン』で共作者のフレディ・ウェクスラーと対談を行っており、新曲を書くことが好きでなくなってしまったとして、約20年の大部分は「楽しくなかった」と語っている。

ビリー・ジョエルはフレディ・ウェクスラーに次のように語っている。「楽しいものだった。音楽とは楽しいものだった。ロックンロールとは楽しいものだったんだ。全部楽しかったんだよ。でも、それが失われたところがあって、明かりを消した。だって、もう楽しくなくなってしまったんだ」

ビリー・ジョエルは17年の間に周りの人々によって新曲に取り組むようにスタジオに連れ戻そうとされたが、「常に断っていた」と語っている。「わざと避けていたんだ。ソングライティングが苦痛になっていた。自分には高いハードルを課していて、『そのハードルに達しなかったら、自分を殴って打ちのめして、自分を嫌いになってしまう』と考えていた。そんな風に思うのは嫌だったから、止めてしまったんだ」

しかし、フレディ・ウェクスラーが2年前に取り組んでいたものを聴いた時にビリー・ジョエルはソングライティングへの愛を再び感じ始めたという。「メロディー、コード、コード進行、拍子記号にさえすぐに心を打たれて、そうやって音楽が自分のものとなってきたんだ」

ビリー・ジョエルは次のように続けている。「特にこの曲の歌詞はずっと考えていたもので、一言一句そのまま書くことができた。この言葉は噛み締めてきたもので、ずっと考えていて、前に口に出したこともある。それがすべてはまることになった。それに逆らうことなんてできるかい?」

ビリー・ジョエルは17年ぶりとなる新曲“Turn The Lights Back On”をリリースしており、同曲は新曲を待つファンへのラヴレターを兼ねたラヴ・バラードとなっている。本曲には「もういちど明かりを灯すのを、僕は待ち過ぎてしまったのかな?」という一節が登場する。

ビリー・ジョエルは22年ぶりに今年のグラミー賞授賞式でパフォーマンスを行うことも決定している。

ビリー・ジョエルはビリー・アイリッシュ、デュア・リパ、オリヴィア・ロドリゴ、トラヴィス・スコット、バーナ・ボーイ、ルーク・コムスといった第66回グラミー賞授賞式の出演者に加わることになる。第66回グラミー賞授賞式は2024年2月4日にロサンゼルスのクリプト・コム・アリーナで開催される。ビリー・ジョエルの出演は今は亡きトニー・ベネットと共演した2002年以来となる。

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