Photo: GETTY

アリス・イン・チェインズは本物のハエの死骸が初めてプレスされた『ジャー・オブ・フライズ』が再発されている。

『ジャー・オブ・フライズ』はアリス・イン・チェインズにとって3枚目のEPで、ロマナス・レコードは大量のハエの死骸が入った限定の透明アナログ盤を製造している。このアナログ盤は150枚限定で、100ドル(1万4800円)の価格で販売された。本商品は残念ながら既にソールド・アウトとなっている。

ロマナス・レコードが変わったものを入れてアナログ盤をプレスするのは初めてではなく、パット&ザ・ピッサーズの作品をウジ虫入りでプレスしている。

ソーシャル・メディアでロマナス・レコードのクリス・バンタは「ハエの死骸を手に入れるのは本当に難しかった」と述べている。「象徴となるバンドのアルバムには更なるものも。映像と舞台裏コンテンツも公開される予定だよ」

アリス・イン・チェインズは『ジャー・オブ・フライズ』30周年ボックスもリリースしている。ボックスセットには触れると模造のハエがLEDで赤く点灯するロゴが刻印された瓶、3Dレンチキュラー・カヴァー・アート、『ジャー・オブ・フライズ』の3色ヴァイナル、60ページのハードカヴァー本が同梱されている。合わせてスケートボードやカスタムのポーカー・セットといった『ジャー・オブ・フライズ』30周年のマーチャンダイズも販売されている。

1993年にリリースされた『ジャー・オブ・フライズ』は全米アルバム・チャートで1位を獲得しており、シアトルのロンドン・ブリッジ・スタジオで1週間でレコーディングされている。歌詞はすべて亡くなったフロントマンのレイン・ステイリーが手掛けている。

アリス・イン・チェインズの最新作は2018年にリリースされた『レイナー・フォッグ』となっている。

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ