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テイラー・スウィフトは白血病と闘うファンを援助するため5万ドル(約603万円相当)を寄付したことが明らかになっている。

テイラー・スウィフトは11歳のファンであるナオミ・オークスの深刻な病状を知らされて、寄付を行ることになった。インターネット上でナオミを救うための募金が行えるホームページが作られ、家族や友人たちはこのサイトを宣伝するためにテイラー・スウィフトの関心と援助を得られないか試みたていう。

ナオミはテイラー・スウィフトの大ファンだといい、闘病にあたり楽曲“Bad Blood”を「闘いのテーマ・ソング」として聴き続けてきた。白血病の治療は9カ月の入院が必要となり、そのせいでナオミはクリスマス・プレゼントとしてチケットをもらっていたテイラー・スウィフトの8月18日のフェニックス公演に行くことが叶わなくなっていた。

しかし、テイラー・スウィフトは一昨日の7月7日にナオミへの募金用のページが設置されているサイト「GoFundMe」経由で寄付を行い、せめてもの償いとしたという。テイラー・スウィフトはナオミに次のようなメッセージを送っている。「美しく勇敢なナオミ、コンサートに来られなくなって残念だけど、この先もたくさんコンサートをするからね。まずは病気を治すことに専念して欲しいの。あなたとご家族に大きな大きなハグを送るね」

ナオミが最初に発信した動画はこちらから。

テイラー・スウィフトからの寄付に対するリアクションを撮影した動画はこちらから。

一方で、テイラー・スウィフトは、アップル・ミュージックで最初の3カ月の無料トライアル期間中にアーティストなどの権利者にロイヤリティを支払うようアップルの説得に成功し、最新作『1989』が現在アップル・ミュージックで配信されている。

6月20日にテイラー・スウィフトの広報担当が、6月30日にサービス開始となったアップル・ミュージックでは『1989』を配信しないと発表し、その後、テイラー・スウィフト自身もアップル・ミュージックは「不公平」で「がっかりした」と、公開書簡でアップルを批判していた。

アップルは当初、ミュージシャンやプロデューサー、ソングライターなどの権利者に対して、アップル・ミュージックの最初の3カ月の無料トライアル期間中にはロイヤリティを支払わないという方針を発表していた。しかし、この公開書簡を受けてアップルは方針を一転させ、トライアル期間中もアーティストなどに対して支払いをすることになっている。

アップルの方針転換を受けて、テイラー・スウィフトも対応を変えてアップル・ミュージックで『1989』を配信することを決定しており、アップル・ミュージックは『1989』をストリーミング配信する最初のサービスとなっている。

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