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アデルは次のアルバム・サイクルではワールド・ツアーを行うつもりだと語っている。

アデルは6月までシーザーズ・パレスで開催が予定されている連続公演「ウィークエンズ・ウィズ・アデル」を先日再開させたが、その中で観客に対して次回作のアルバムまではしばらく待たなければならないものの、次のアルバムではこれまで以上にツアーを行うと語っている。

「しばらくはアルバムの曲を書くことはないと思う」とアデルは現地時間1月27日に行われた公演で観客に語っている。「でも、次にやる時はみんながどこに住んでいようとも行くことにするわ」

数ヶ月前にアデルはラスベガスでの連続公演のおかげで「ライヴをやることがもう一度好きになった」と語っている。

アデルは連続公演が延長されることが発表された時にツイッターで次のように述べている。「自分の曲ともう一度繋がって、自分にとってどんな意味を持つのか思い出す必要があったんだけど、そうすることができた」

「これまでの年月を経て、この1年間、観客と近い距離で親密な感じでステージに立てたことは圧倒されるような再生の体験で、忘れることはないでしょう。愉快だったり、ソウルフルだったり、大胆だったり、切なかったり、私たちが交わしたやりとりは生涯心に刻まれることになる。みなさんの表情を見て、一緒に笑ったり泣いたりして、心を込めて歌い、紙吹雪を袋に詰めたこと、ステージに投げられたシミ博士の人形、フレンドシップ・ブレスレット、お花、フェイスタイム通話、旗……悲しい曲ばかりの公演がこんなにも楽しくなるなんてクレイジーだわ」

また、アデルはニュー・アルバムをリリースするまでに歳月がかかる理由について説明している。

「数年にわたって姿を消して、人目を避けて、作品は少ない方がいいと考えているとして、みんなが私のことを計算高いと考えているのかなと思ったりすることはある」とアデルは語っている。「でも、4枚のアルバムしか出していない本当の理由は多くの人は知らないと思う。子どもがいるのはみんな知っていると思うけど、息子は11歳なの。だから、計算をしてみれば、『21』が盛り上がっている時期に私は妊娠することになった。多くの人にとってそれはキャリアの自殺行為とも見なされることになった」

「その時に成功は難しいという考え方、成功するためには常に動いていなければいけないという考え方を否定することにしたの」とアデルは続けている。「ステージに上がっている時もそうでない時も成功できるかもしれないと思った。みんなは思ってもなかったかもしれないけど、私はそれをやってのけたのよ」

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