ザ・マジック・ギャングは解散することを発表して、5月にフェアウェル・ライヴを行うことを発表している。
ジャック・ケイ、クリス・スミス、ガス・テイラー、パリス・ジャイルズによってブライトンで結成されたザ・マジック・ギャングは「自分たちのクリエイティブな探求に時間を費やす」ためにグループを「終わらせることを決めた」としている。
「この歩みがいかに素晴らしいものであったかは明らかなことでした」とザ・マジック・ギャングはプレス・リリースで述べている。
ザ・マジック・ギャングは5月21日にグラスゴーで、5月22日にマンチェスターで、5月23日にロンドンでフェアウェル・ライヴを行うことも決定している。
「このバンドはクリスの両親の家にあったベッドルームで2013年に始まりました。その日はうだるような暑さで、私とクリスとパリスはバンド名について話をしたのを覚えています」とジャック・ケイは述べている。「クリスは10人くらいのメンバーで、パーカッシブな楽器とアコースティック・ギターを演奏するバンドを始めたがっていました。それを念頭にザ・マジック・ギャングに名前が決まり、パリスはキック・ドラムのヘッドにそれを書いて、正式なものとしました」
「シェアしていたブライトンの家で最初の曲“Bruises”をレコーディングしました。ガスはその時たまたま家にいて、ベースを弾くことになりました。あのレコーディングには本当にマジカルなものがありました。バンドを始めた時は当たり前かのように感じていた奇跡的な瞬間でした」
ジャック・ケイは次のように続けている。「10年が経って(そして、直近のライヴからもしばらく経って)、この歩みがいかに素晴らしいものであったかは明らかなことでした。世界を旅して、自分たちの音楽を聴こうとしてくれた人たち(聴こうとしなかった人たちにも)と音楽を分かち合う機会を持てました。私たちはバンドにすべてを捧げ、そうできたことが嬉しいです。なぜなら、代わりに世界を手に入れられたのです」
「ここに来て、ザ・マジック・ギャングを終わりにすることを決めました。このバンドは常に部分の集合体でした。4人のソングライターがコラボレーションして、お互いのアイディアを尊重するために最前を尽くしました。今、最も自然なのはバンド内の全員が自身のクリエイティヴな探求に時間を使うことです」
ジャック・ケイはファンに向けて「メンバーの全員から更なる音源を聴けることになる」としながら「いくつかの公演をやることで長年応援してくれた全員に感謝したい」と述べている。
ジャック・ケイはライヴでは“Bruises”から最近の曲まで長年演奏していなかった曲も演奏されるとしている。
ザ・マジック・ギャングは2018年にセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリースし、2020年にはセカンド・アルバム『デス・オブ・ザ・パーティー』をリリースしている。
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