Photo: GETTY

デュア・リパはブラーやオアシスといったブリットポップ勢の過去の振る舞いには「不愉快」なものがあったと語っている。

デュア・リパは次のアルバムについて米『ローリング・ストーン』誌の取材を受けている。記事の中でジャーナリストのブリタニー・スパノスは新作のインスピレーションとしてオアシスやブラーといったブリットポップやモービーやゴリラズといったエレクトロニック・アーティストを挙げている。

ブリタニー・スパノスはノエル・ギャラガーやデーモン・アルバーンといったブリットポップの人物には女性アーティストに親切ではなかった人もいたことにも言及している。「彼らとは会ったことがない」とデュア・リパは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。

デュア・リパは次のように続けている。「アートと人物を切り離さないといけないこともある。音楽的な要素、そういう側面については私は繋がりを感じるけど、その振る舞い、彼らのやったことについては確かに不愉快なこともある。そういうことよね」

デュア・リパは当時の時代と男らしさの負の側面について次のように続けている。「アーティストやミュージシャンになろうとするにあたっては負の側面がたくさんあった。そうじゃないと退屈かのように見られていた。それって物の見方としてはよくないことよね」

2020年、ノエル・ギャラガーはアメリカにおける女性アーティストの性対象化について自身の見解を語っていた。ノエル・ギャラガーは同年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズ授賞式でマイリー・サイラスが行った“Midnight Sky”のパフォーマンスについて言及しており、パフォーマンスは巨大なミラーボールに乗るものとなっている。

彼は『デイリー・スター』に次のように語っている。「マイリー・サイラスが出てて、ひどいことをやっていたんだけどさ。俺の9歳の息子(ソニー)が言ったんだ。『なんでカメラマンは足を映しているの?』ってね」

一方、デーモン・アルバーンは2022年にテイラー・スウィフトの共作というアプローチについてソングライティングにおける「伝統主義者」である自分とは相容れないと語っている。デーモン・アルバーンは自分で曲を書いているビリー・アイリッシュのようなアーティストと他の人物からのインプットがあるアーティストでは「大きな」違いがあると語っている。

テイラー・スウィフトはこの発言についてツイッターで言及しており、失望したことを明らかにしている。「デーモン・アルバーン、この記事を見るまではあなたの大ファンだった」とテイラー・スウィフトは述べている。「私は自分の曲をすべて書いている。あなたの釣り発言は完全に嘘だし、本当に迷惑ね。私の曲を好きじゃなくてもいいけど、私のソングライティングを貶めようとするのはメチャクチャな話だと思う」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ