TOM OXLEY/NME

Photo: TOM OXLEY/NME

ヴァンパイア・ウィークエンドの結成メンバーであり、先日脱退を発表したロスタム・バトマングリがソロでのシングルを公開している。

ギタリストにしてキーボーディストであるロスタム・バトマングリは先週ヴァンパイア・ウィークエンドから脱退することを発表しており、ソロ・アーティストとしてキャリアを続けていくことを表明している。

今回、ロスタム・バトマングリは“Wood”という楽曲を正式に公開しており、2011年まで遡る曲であるものの、これまで商業的にリリースされたことは一度もないという。

ロスタム・バトマングリは声明のなかで“Wood”について「誰かとベッドにいて、その横でなにかワイルドなことを夢見ているような心情」の楽曲と説明している。

“Wood”の音源はこちらから。

ロスタム・バトマングリによる声明は以下の通り。「“Wood”を今日すべてのデジタル・ミュージック・サービスでついにリリースしたよ。“EOS”も収録した7インチは来月リリースされるよ。この曲は4年と半年しかかってないんだ。ハハ」

「誰かとベッドにいて、その横でなにかワイルドなことを夢見ているような心情を捕らえてみたかったんだ」

「2008年にブルックリン・ハイツの小さな部屋に引っ越してきて、ベッド以外は入らないような部屋だったんだけど、僕はこの部屋が死ぬほど大好きだったんだ。区画の裏側に面した大きな窓があったんだよ。最初の恋愛関係において多くの時間を過ごしてね、朝、窓から入ってくる日差しとともに僕ら二人はベッドにいたんだ。それがこの曲の歌詞のインスピレーションとなっていることが間違いないよ」

「でも、書き始めたのは飛行機に乗っている時だったんだ。タブラをカット・アップした音とコンピューターのシタールの音を使ってラップトップで作ったビートがあってね、それが僕がこれまで書いたなかでも最も激しく、速い、クラシカルなヴァイオリンのパートを書くように後押ししてくれたんだ。この上で何を歌うべきか見出すのに数年がかかっていてね。本物のストリングスをレコーディングする時もヴォーカル・パートを書かずにレコーディングしたんだ。その後、ヴォーカルを登場させる前にすべてを一掃しなければならないことが分かったんだ」

「2009年に友人のミッキーが彼がアシスタントとして働いている、とある男について話してくれたんだ。『君も二人ともプロデューサーなんだから、会うべきだよ』ってね。それがアリエル・レヒトシェイドだったんだ。彼とはすぐに友達になってね。2011年の春にロサンゼルスでしばらく過ごそうと、ニューヨークを発ったんだ」

「僕とアリエルは10日ぐらいつるむことになったんだけどね、でもスタジオで音楽を作るには十分な時間とは言えなくてね、その時はいずれにせよできる感じじゃなかったんだ。アリエルは家族が病気も抱えていたしね。でも、その時達成できたことの一つが“Wood”のヴォーカル・パートを録ることだったんだ。晴れた朝でね、スタジオの入り口の扉を大きく開いて録ったんだ。できれば、聴いてなにかしらの感情を受け取ってもらえればと思うよ」

「フォーリン・ボーンというバンドのマット・ポピールッチから12弦のアコースティック・ギターを借りてね。ペルシャの楽器であるタールみたいにして、幼いころよく聴いていたペルシャ音楽みたいに弾いてみたんだ。だから、12弦ギターのソロではRast Panjgahと呼ばれる何千年もの歴史を持つ音階を引用しているんだ。そういう歴史ある音楽があるんだよ。これはラヴソングなんだ。これは奇妙なラヴソングなんだよ。これまでやってきたなかでも母親が最もお気に入りの曲でもあるんだ」

「“Wood”が完成したのかは定かじゃないんだ。たぶん必要な時間よりも長くかかってしまったんだろうね。2011年9月、必死になって最終形にようと徹夜していた。そして、翌朝、サウンドくラウンドに投稿したんだ。ここでリリースしなかったら、二度とリリースしないような感じがしてたからね。でも、ようやくここに完成したんだ」

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