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デュア・リパは新たなインタヴューでガザでの停戦を呼びかけて、世界の指導者たちに「声を上げる」よう求めている。

イスラエルとハマスによる紛争は新年に入っても続いており、両陣営で24000人以上が亡くなっている。そのうち、パレスチナ人は23469人で、イスラエル人は1200人と報じられている。

昨年、デュア・リパ、マイケル・スタイプ、ケイト・ブランシェットといった有名人はジョー・バイデン大統領にガザの停戦を求める公開書簡に署名している。

米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでデュア・リパはイスラエルとハマスの紛争について自身のスタンスを改めて語っている。「私の存在は政治的とも言え、両親が戦争から逃げるためにロンドンで暮らすことになった事実がある。祖国を離れなければならない人々の気持ちが分かる。コソボにいた体験だったり、戦争がどんなものか理解しているからこそ、祖国を離れたい人なんていない。安全を求めたり、家族を守るためだったり、周りの人々の面倒を見るためだったり、いい生活を求めて祖国を離れることになる。だから、身近に感じる」

デュア・リパは次のように続けている。「難民の気持ちというのは自分にとってリアルで生々しいもので、意見が分かれるから話すのが難しい問題よね」

「イスラエルの亡くなった人々や10月7日に起きたことは本当につらいことだと思う。今、見なくちゃいけないことはガザ地区でどれだけの人命が失われているのかということで、罪のない一般市民の命も失われている。世界の指導者たちが声を上げるのが足りていない。人道的危機が起きていて、人道的な停戦が実現しなければならないと声を上げてほしい」

米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでデュア・リパは次のアルバムは「サイケデリック・ポップを取り入れた」ものとなっており、プライマル・スクリームやマッシヴ・アタックから影響を受けたと語っている。

「今回のアルバムはより生々しい感じになっている。若さ、自由、楽しむこと、いいことであれ悪いことであれ身を任せることのエッセンスを捉えたかった。変えることなんてできない。人生に何が起ころうと、乗り切っていくしかないの」

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