ブルース・スプリングスティーンは1982年発表のアルバム『ネブラスカ』の制作を追った映画が制作されると報じられている。
『ショウビズ411』によれば、ブルース・スプリングスティーンは映画『ファーナス/訣別の朝』、『ブラック・スキャンダル』、ジェフ・ブリッジズ主演の『クレイジー・ハート』で知られるスコット・クーパー監督と映画化の可能性について相談しているという。
『ネブラスカ』はブルース・スプリングスティーンの通算6作目のアルバムで、アコースティック作品を集めた作風による彼のカタログでも突出した作品となっている。心理的に暗い時期にあったブルース・スプリングスティーンはEストリート・バンドと再レコーディングするつもりで、自宅の4トラック・カセットでデモを録音していた。最終的にデモはそのままリリースされている。
『ワールド・オブ・リール』によれば、映画はウォーレン・ゼインの著書『デリヴァー・ミー・フロム・ノーウェア:ザ・メイキング・オブ・ブルース・スプリングスティーンズ・ネブラスカ』を基にしたものになるという。
昨年9月、ブルース・スプリングスティーンは消化性潰瘍疾患との闘病が続いているためにEストリート・バンドと行う2023年の今後のツアー日程すべてを延期することを発表している。
「ブルース・スプリングスティーンはここ数週間で消化性潰瘍疾患から着実に回復を続けていますが、医師の指示で今年いっぱいは治療を続けることになりました。このことを念頭に最新の注意を払って、ブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドによる2023年のツアー日程は2024年に延期されます。今月延期されていた公演を含め、2023年公演の振替日程は来週発表される予定で、全公演元々予定されていた会場で行われます」
10月、ブルース・スプリングスティーンは闘病が続いている自身の健康状態について新たな情報を公開している。
ブルース・スプリングスティーンは『シリウスXM』で放送されている自身のラジオ番組『フロム・マイ・ホーム・トゥ・ユアーズ』で自身のことを「ひどい腹痛を抱えたみんなのお気に入りのロックスター」と評している。
「この場を借りて延期された公演で影響を受けたファンの理解に感謝させてほしいんだ」とブルース・スプリングスティーンは語っている。「本当に申し訳ないが、今回のお腹のことは笑い飛ばせもするけれど、なかなかのモンスターで、残念ながら僕の内側を揺さぶってくるんだ」
ブルース・スプリングスティーンが延期する前に最後に行った公演は9月3日にイースト・ラザフォードのメットライフ・スタジアムで行った公演となっている。この公演ではアルバム『リバー』に収録の“Two Hearts”がEストリート・バンドと共に6年ぶりに披露されている。公演の最後には地元ニュージャージー州に捧げてトム・ウェイツの“Jersey Girl”が演奏されている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.