ビリー・アイリッシュは新たなインタヴューで映画を監督することに興味があると語っている。
ビリー・アイリッシュは兄で、プロデューサーのフィニアスと共に『ハリウッド・レポーター』のポッドキャストに出演して、キャリアでまだ達成できていないことについて尋ねられている。
ビリー・アイリッシュは次のように答えている。「いつか映画を監督したいなと思う」
ビリー・アイリッシュとフィニアスは2021年公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌“No Time to Die”でアカデミー賞を受賞しており、週末に開催された第81回ゴールデン・グローブ賞授賞式では映画『バービー』に提供した“What Was I Made For?”で楽曲賞を受賞している。
「映画はファンで大好きだし、映画で使われる音楽も大好きだしね。映画の中の音楽は十分に評価されていないと思う」とビリー・アイリッシュは語っている。「映画やテレビで使われる音楽が観ているものをどれだけ良くも悪くもするかということについてはあまり話されていないと思う」
ビリー・アイリッシュはお気に入りの映画に使われている楽曲としてアデルの“Skyfall”、映画『トイ・ストーリー2』の“When She Loved Me”、映画『スピリット: スタリオン・オブ・ザ・シマロン』の“Here I Am”を挙げている。
「私たちがよくやっていた曲作りの大きなチャレンジは『ボンド映画のふりをして曲を作ってみよう』というものだった。そんなことをいつもやっていた。バカげているし、『そんなこと起こる訳じゃないじゃん』という感じだけど、楽しいチャレンジだった。そうしたら、ボンド映画の曲を作ることになったのよ」
映画のサウンドトラックに曲を書くこととアルバム制作の違いについてビリー・アイリッシュは次のように続けている。「フィニアスと私は脚本から曲を書くことは得意なの。自分のことで悩まなくていいし、自分の人生体験や感情を思い悩むこともない。平穏でいられる。曲を書く作業自体は同じだけれど、アプローチはまったく違う」
先日、ビリー・アイリッシュの兄であるフィニアスはビリー・アイリッシュのサード・アルバムについて「85%はできた」と語っている。
来年に向けてフィニアスはビリー・アイリッシュの通算3作目を進めながら、仕事のバランスを取っていきたいと語っている。「作るのは好きなんだけど、でも、そこに溺れたいわけじゃない。だから、安定した関係にしようとしている。責任をもって音楽を作っていきたいんだ」
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