リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアは待望のジョイント・アルバムについて新たな情報を明かしている。
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアはコラボレーション・シングル“Just Another Rainbow”を1月5日にリリースしたが、アルバムには10曲が収録されることが今回明らかになっている。
アップル・ミュージックのゼイン・ロウのインタヴューでリアム・ギャラガーは次のように語っている。「アルバムには10曲が入るんだけど、8曲ができているんだ。ジョン・スクワイアのスタジオで8曲のデモをやったんだけど、そこからジョン・スクワイアが2曲を作ったから、それは初めてレコーディングでやったんだよね。アメリカでロサンゼルスに行った時に初めて歌ったんだ」
リアム・ギャラガーはアルバムには「タイトルを付けていない」とも語っている。「単にリアムとジョンということだよね。リアム・ギャラガー&ジョン・スクワイアという感じなんだ」
ジョン・スクワイアはリアム・ギャラガーとの取り組みについて語り、“Just Another Rainbow”のインスピレーションになったものについても語っている。「丘の上に住んでいるから、見える時はそこからたくさんの虹が見えるんだ。失望についての曲を書きたいという特段の衝動みたいなものはなかったんだけど、最初に聴いた時にそう見えたんだ。でも、アルバムでも最も高揚感のある曲の一つだと思うよ」
このインタヴューでリアム・ギャラガーはコラボレーションが実現した経緯についても語り、「間違いなくうまくいくと思っていた」と述べている。「服装がすべてを物語っていた。細部への気配りなんだ。あのバンドにいけてない人がいないことは分かっていたからね。だから、簡単なことだった。まさに俺ってことだよ。くだらない奴みたいな振る舞いはしないよ」
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアは今回のアルバムまで長く親交を続けており、リアム・ギャラガーが16歳の時に初めて行ったライヴはザ・ストーン・ローゼズのライヴとなっている。両者はそれぞれ『ディフィニトリー・メイビー』と『ザ・セカンド・カミング』のレコーディングをウェールズで行った時に初めて顔を合わせることとなっている。
ジョン・スクワイアはリアム・ギャラガーが2022年に行ったネブワース公演でも“Champagne Supernova”で共演を果たしている。その後、ジョン・スクワイアはリアム・ギャラガーに3曲のデモを送り、リアム・ギャラガーがマックルズフィールドにあるジョン・スクワイアのスタジオを訪れたことでプロジェクトはさらに進み、プロデューサーのグレッグ・カースティンを迎えた3週間に及ぶロサンゼルスのセッションで完成に至っている。グレッグ・カースティンはセッションでベースを担当しており、アトムス・フォー・ピースなどへの参加で知られるジョーイ・ワロンカーがドラマーを務めている。
昨年10月、リアム・ギャラガーはコラボレーションについて予告して、「ザ・ビートルズの『リヴォルヴァー』以来、最高のレコードだよ」とツイートしていた。
ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズはリアム・ギャラガーとジョン・スクワイアのコラボレーション作について自分は参加していないものの聴いたということで、「すごく素晴らしいんだ」と語っている。
「何も言うつもりはないよ。みんなにはドキドキしていてもらいたいんだ。あれこれ言うつもりはないけど、最初から最後まで聴かせてもらった。みんなには『教えて、教えて』という状態であってほしいんだ」
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