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デヴィッド・ボウイが妻のイマンに残した半分の資産を含めて多額の遺産を残したことが明らかになっている。

『ガーディアン』紙は、デヴィッド・ボウイの遺言の詳細を報じており、それによれば1億ドル(約120億円)をイマンと二人の子供に残したという。ニューヨークの裁判所に提出された書類によれば、ボウイはマンハッタンの住居も含めて遺産の50%を妻のイマンに残している。

前妻との子供であり、映画監督でもあるダンカン・ジョーンズには遺産の25%が与えられ、10代の娘であるアレキサンドラもウッドストック近くのリトル・トンシ・マウンテンを含む遺産の25%が与えられる。

そのほかの詳細としてはデヴィッド・ボウイのアシスタントを務めたコリーヌ・シュワブに200万ドル(約2億4000万円)が、子供の乳母を務めたマリオン・スキーンに100万ドル(約1億2000万円)が残されている。また、火葬にした灰はバリに撒いてほしいと明記しているという。

この遺書は2004年に書かれたもので、ボウイはバリで火葬してもらうことを望んでいたが、現実的でない場合は「仏教の儀式に従って」バリで撒いてもらうように書かれていたという。

デヴィッド・ボウイは遺作となったアルバム『★(ブラックスター)』を69歳の誕生日にリリースした2日後の1月10日に亡くなっている。

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