Photo: Emmie America

グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングは現在のエモ・リヴァイヴァルについて自身の見解を語っている。

ビリー・ジョー・アームストロングはマイク・ダーント、トレ・クールと共に『ガーディアン』紙で新作『セーヴィアーズ』のインタヴューを受けている。新作からの“The American Dream Is Killing Me”、“Look Ma, No Brains!”はホエン・ユー・ワー・ヤング・フェスティバルに際してライヴで初披露されたが、90年代から2000年代のロック・ミュージックがリヴァイヴァルしていることについてグリーン・デイは見解を尋ねられている。

「エモは死んだよね。けれど、それから僅か5年後にはエモのクラブ・ナイトが開かれていた。また、5年も待たなきゃいけないのかい? だって、マイ・ケミカル・ロマンスなんて解散したばかりだったよ」

「ストリーミングと拡散の方法のおかげだと思う。ザ・ウォルターズというバンドがいて、6年前に解散したんだけど、2年前に突然、彼らの曲はいろんなところで聴かれるようになった。同じことがデフトーンズにも起きた。突然、彼らの楽曲がTikTokの動画に登場するようになったんだ。新しいものを発見する新しいアルゴリズムがあるんだよね。これはロック・ミュージックでも顕著で、だからラジオへの関心が薄れてきているんだ」

インタヴューでビリー・ジョー・アームストロングは伝説的プロデューサーのロブ・カヴァロとロンドンでレコーディングを行っている間にサッカーの試合をよく観に行っていたとのことで、気に入っているイギリス文化についても語っている。

「いろんなサッカーの試合に行ったんだ。アーセナル、レイトン・オリエント、フルハム。ミルウォールを観に(本拠地スタジアムの)ザ・デンにも行ったよ。素晴らしかった。イギリス文化を体験したいなら、あそこに行くべきだね」

「サッカーは宗教のようだよね。巨大なロック・コンサートみたいだった。本当に耳栓が必要になるくらいね。アーセナルやマンチェスター・シティといった世界クラスのチームだけでなく、いろんなディヴィジョンをチェックしてみたかったんだ。下のリーグにも行ってみたいと思っていた。特にミルウォールだね。『好きな人がいなくても気にしない』という気骨ある喧嘩腰の負け犬根性がある。オークランド・レイダースのファンを思い出したよ」

2020年発表の『ファザー・オブ・オール…』以来となる通算14作目のアルバム『セーヴィアーズ』は2024年1月19日にリリースされる。

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