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カニエ・ウェストはインスタグラムの投稿でこれまでの反ユダヤ主義的な発言について謝罪している。

カニエ・ウェストは2022年10月にツイッターやインスタグラムで反ユダヤ主義的な発言をしており、そのためにアカウントは停止されることとなっていた。

カニエ・ウェストはヘブライ語のメッセージを投稿しており、次のように記されている。「私の言動によって意図せぬ感情を引き起こしたことについてユダヤ人コミュニティに心から謝罪します。傷つけるつもりも、無礼なことをするつもりもありませんでした。私が引き起こしたかもしれない痛みについて深く後悔しています」

「自分を見つめ直し、今回の経験から学んで、今後は繊細で理解ある行動をとることを約束します。みなさんに許してもらうことが自分にとっては重要で、償いをして、大きな結束を促進していきます」

カニエ・ウェストの反ユダヤ主義的な発言については非難を受けており、弁護士、事務所、レコード会社、アディダスやバレンシアガといったファッション・ブランドから契約を打ち切られている。世界各地の有名人や政治家もその発言を批判していたが、カニエ・ウェストはクリス・クオモとのインタヴューで「反ユダヤ主義」という概念自体を否定していた。

先日、カニエ・ウェストはマリブの邸宅を5300万ドル(約75億円)で売りに出したことがあきらかになっている。

カニエ・ウェストは2021年に安藤忠雄設計の邸宅をオフマーケット取引で5730万ドルで購入している。彼は最終的に家の内装を取り払い、実質的に解体したままにしており、赤字で売りに出している。

新しいオーナーはインテリアをやり直すために数百万ドルがかかると予想されている。「内装の取り替えと仕上げの必要があり、それが価格に反映されています」と不動産会社のジェイソン・オッペンハイムは述べている。「ポジティヴに考えれば、約10年前に建てられましたが、2024年仕様にすることができます」

ジェイソン・オッペンハイムによれば、コンクリートの外壁がそのまま残っているのは重要なことだという。「安藤忠雄の作品の建築的な完全性は今日でも健在です」とジェイソン・オッペンハイムは続けている。「彼は主にコンクリートの作品で知られており、建築費のかなりの部分がコンクリートに割かれています」

約370平方メートルの邸宅には約1200トンのコンクリートと約200トンの鉄骨が使われており、地中に18メートル埋められた12本の巨大なパイロンが土台となっている。邸宅には約140平方メートルの屋外デッキがあり、すべての部屋から海を見ることができる。

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