リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアはコラボレーション・プロジェクトの詳細を発表して、来月ファースト・シングル“Just Another Rainbow”をリリースすることを発表している。
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアはコラボレーション・プロジェクトについてここ数日にわたってリリースを予告してきていた。リアム・ギャラガーは昨年6月にネブワースで行った公演で“Champagne Supernova”でジョン・スクワイアを迎えており、その際にコラボレーション作があることも予告していた。当時、リアム・ギャラガーは「スーパーグループが始まる」とツイートしている。
今年10月にはリアム・ギャラガーは「ザ・ビートルズの『リヴォルヴァー』以来、最高のレコードだよ」ともツイートしていた。ファンがこのツイートについて「ビッグ・ステートメント」と評すると、リアム・ギャラガーは次のように答えている。「これから出るもののほうがビッグだよ。俺は謙虚だけど、ものすごいんだ」
今回、リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアはファースト・シングル“Just Another Rainbow”を2024年1月5日にリリースすることを発表しており、「年が開けたら更なる新曲がリリースされていくことになる」としている。シングル“Just Another Rainbow”については7インチの予約も受け付けられている。
プレス・リリースでは「直ちに忘れられないサイケデリア調のギター」がリアム・ギャラガーのヴォーカルによる「情熱、個性、最大限の説得力」と出会うことになると評されている。
「私にとって“Just Another Rainbow”の最も明確な解釈は失望であり、自分の望むものは得られないという感情なんだ」とジョン・スクワイアは語っている。「でも、曲のことを説明したくないんだ。それはリスナーの特権だと思うし、したいようにしてくれ。私にとっては一緒に作った中では最も盛り上がる曲だし、変わっているんだ」
“Just Another Rainbow”は長くあたためられてきたジョイント・アルバムからの最初の楽曲となっており、プレス・リリースで2人は「さらに新曲がリリースされていくことになるし、ライヴもあるかもしれないね」と述べている。
今回のコラボレーションについてリアム・ギャラガーはジョン・スクワイアを「トップのソングライター」と評している。
「みんな、ギタリストとしての彼のことをいろいろ言うけど、トップのソングライターでもあるんだ。俺の知る限り、両方ができる人はいないね。ザ・ストーン・ローゼズであれ、ソロであれ、彼の音楽は十分にリリースされていない。彼がまた曲を書いているのを見られるのは素晴らしいよ」
「メロディーはメガで、ギターも当然ながらすごいんだ。でも、ギターをなくしても、アコースティックで聴ける曲だし、それでも衝撃を受けるんだ」
ジョン・スクワイアはネブワース公演に出演した後、リアム・ギャラガーが「すべてメガだった」という3曲を送っており、ジミ・ヘンドリックス、セックス・ピストルズ、ザ・フェイセズ、ボブ・マーリー、ビー・ジーズの影響を受けた楽曲をリモートで作り始めたという。
リアム・ギャラガーがマックルズフィールドにあるジョン・スクワイアのスタジオを訪れたことでプロジェクトはさらに進み、プロデューサーのグレッグ・カースティンを迎えた3週間に及ぶロサンゼルスのセッションで完成に至っている。グレッグ・カースティンはセッションでベースを担当しており、アトムス・フォー・ピースなどへの参加で知られるジョーイ・ワロンカーがドラマーを務めている。
リアム・ギャラガーは『NME』のインタヴューで音楽における初めてを振り返っており、初めて行ったライヴについて次のように振り返っている。「(マンチェスターの)インターナショナル2でやったザ・ストーン・ローゼズだね。89年で、プリマス・グローヴだった。友人のデイヴと一緒だったね。衝撃を受けて、それでバンドをやりたいと思ったんだ」
リアム・ギャラガーがザ・ストーン・ローゼズが最初に夢中になったバンドだとも語っている。「うちの奴はザ・スミスだったけど、自分にとっては早過ぎたし、ちょっと学生っぽかったからね。でも、ザ・ストーン・ローゼズはもっとラッドで、俺たちほどラッドじゃないけど、ふさわしい感じだったんだよね」
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