ボーイジーニアスは今後のリリースの可能性について語り、グループの今後は「サプライズ」のままにしておきたいと述べている。
フィービー・ブリジャーズ、ルーシー・ダッカス、ジュリアン・ベイカーによるボーイジーニアスは『ザ・レコード』が『NME』が選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤー2023年の1位になったことを受けて、グループの今後について語っている。
ボーイジーニアスは今後のリリースの可能性について訊かれると、今後がどうなっていくかは分かっていないと説明している。
「サプライズにしておきたい」とジュリアン・ベイカーは語っている。「このバンドはそういうものにしておきたいの。だって、刹那的なものだから。日々生きていく人間としての私たちの一人一人にしっかりと結びついているものではないしね」
「やる気になったら、もう一度やってみることができるものよね。身を隠すことのできる場所というか」とジュリアン・ベイカーは続けている。「常に打ち込んでいくものというよりは、神聖なものにしておきたい」
2018年に始動したボーイジーニアスは同年10月にセルフタイトルのデビューEPをリリースしており、今年に入って高い評価を集めたフル・アルバムをリリースしている。
今年10月には4曲を収録したセカンドEP『ザ・レスト』がリリースされており、『NME』は「巨大な1年の魔法のような締めくくり」と評している。
インタヴューでボーイジーニアスはフル・デビュー・アルバムにデイヴ・グロールがゲスト参加するはずだったが、「寝過ごした」ことを明かしている。
「フー・ファイターズとツアーしたことがあって、彼のことを知っている友人がいたの」とフィービー・ブリジャ―ズはデイヴ・グロールとのコラボレーションが持ち上がった経緯について語っている。「デイヴ・グロールがスタジオに来て、演奏してくれるという、実現はしなかったけど、そういう繋がりがあったの」
どの曲にデイヴ・グロールが参加する予定だったかは明かさなかったものの、最終的には実現しなかった理由についてフィービー・ブリジャ―ズはデイヴ・グロールがセッションに「寝過ごした」と語っている。「結局、会えなかったんだ」
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