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ビリー・アイリッシュの兄であるフィニアスはビリー・アイリッシュのサード・アルバムについて「85%はできた」と語っている。

フィニアスはビリー・アイリッシュの『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』と『ハピアー・ザン・エヴァー』という2枚のアルバムと2曲を収録したEP『ギター・ソングス』をプロデュース/共作している。

『ミスター・ポーター』の新たなインタヴューでフィニアスは次回作の進捗について語り、「85%はできた」としたものの、今回の制作は「困難だった」と語っている。

記事ではビリー・アイリッシュが最近のインタヴューでスランプを経験したと口にしていることについても触れられており、映画『バービー』のサウンドトラックに提供した“What Was I Made For?”の打診を受けるまでは新曲のインスピレーションを見つけるのに苦労したと彼女は語っている。

ビリー・アイリッシュのサード・アルバムは「ようやくまとまりつつある」とのことで、フィニアスは次のように語っている。「僕らが今回書こうとしたことについてビリーはどう思っているのか、分かっていなかったんじゃないかな」

「自分が繋がっているものについて作ろうとすると、自分から離れていってしまうことがあるんだ」

フィニアスはビリー・アイリッシュとのツアー・スケジュールのために曲を書く時間が取れず、「少し錆びついた」ところがあると語っている。「それが怖かったね。休みを取ると、曲作りの筋肉が衰えてしまうことを知って、つらかったよね。戻さなければならなかったんだ」

来年に向けてフィニアスはビリー・アイリッシュの通算3作目を進めながら、仕事のバランスを取っていきたいと語っている。「作るのは好きなんだけど、でも、そこに溺れたいわけじゃない。だから、安定した関係にしようとしている。責任をもって音楽を作っていきたいんだ」

先日、ビリー・アイリッシュはサード・アルバムがほぼ完成していることを明かして、「たくさんの曲がリリースされていくことになる」と語っている。

「どこかの時点でもっと多くのことを知ってもらえると思う」とビリー・アイリッシュは『ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン』で語っている。「でも、今は何も言わない」

また、ビリー・アイリッシュは“What Was I Made For”について「これまででも最高のヴォーカル・パフォーマンス」の一つと考えていることを明かしている。

「自分の鳴らしたいサウンドの明確なヴィジョンがあって、それを実現できた」と語っている。ビリー・アイリッシュは「胸を痛めた」囁き声を目指していたとのことで、合唱のようなスタイルは曲に合わなかったと述べている。

「誇りに思っているの」とビリー・アイリッシュは語っている。「正直に言えば、これまででも最高のヴォーカル・パフォーマンスの一つだと思っているの」

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