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ボブ・マーリーは死後40年以上を経て未発表曲“Selassie is the Chapel”がリリースされている。

1968年にレコーディングされた“Selassie is the Chapel”は公式に公開されたことはなかったが、今回、ボブ・マーリーのオリジナル・レーベルであるJADレコーズからリリースされている。ストリーミング・サービスで音源が公開されているほか、2000枚の限定7インチも発売される。

“Selassie is the Chapel”の音源はこちらから。

この曲はエチオピア帝国最後の皇帝で、ラスタファリ運動の聖人として崇められたハイレ・セラシエ1世への個人的なスピリチュアルな楽曲で、歌詞は1966年にハイレ・セラシエ1世がジャマイカを訪れた時に面会したモーティマー・プラノによるものとなっている。

このシングルはJADレコーズにとって7年ぶりのリリースとなっている。JADレコーズはジャマイカでボブ・マーリーと出会ったジョニー・ナッシュによって1967年に設立されている。ボブ・マーリーは長年にわたってレーベルのために独占の音源を提供していた。

ボブ・マーリーはレゲエ、スカ、ロックステディの世界的なパイオニアとなりながら1981年に36歳で亡くなっている。彼は全世界で7500万枚以上のセールスを上げている。

ボブ・マーリーは伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が東和ピクチャーズ配給にて2024年に日本公開されることが決定している。

本作は『ドリームプラン』を手掛けたことで知られるレイナルド・マーカス・グリーンが監督を務め、主演のボブ・マーリー役はキングズリー・ベン=アディルが担当している。

海外版本予告映像はこちらから。

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