ザ・ポーグスのシェイン・マガウアンの妻であるヴィクトリア・メアリー・クラークは葬儀後、ジョニー・デップに感謝の思いを伝えている。
ジョニー・デップはシェイン・マガウアンの親友として知られており、シェイン・マガウアンが肺炎で享年65歳で亡くなったことを受けて葬儀に出席している。
葬儀でジョニー・デップはシェイン・マガウアンを「マエストロ」と評している。「他者の痛みを感じ、人々の必要性を理解し、信仰と平和に根ざした絶え間ない愛をもって、どのような形であれ苦しむすべての人に手を差し伸べることができますように」
When you lose a loved one you need to be able to focus on the blessings and I want to thank #johnnydepp for being a tower of strength and for supporting me and @ShaneMacGowan in so many ways with such respect and compassion and loyalty ❤️ photo @ginadeuters pic.twitter.com/uIyuGiASOL
— @victoriamary (@Victoriamary) December 10, 2023
今回、妻のヴィクトリア・メアリー・クラークはツイッターでジョニー・デップとの写真を投稿して、彼のことを「頼みの綱」だったと評している。
「愛する人を失った時は有り難いことに集中できるようにならなければなりません。頼みの綱になってくれて、いろんな形で私とシェイン・マガウアンを支えてくれたジョニー・デップに敬意と思いやりと忠誠心をもって感謝したいと思います」とヴィクトリア・メアリー・クラークはツイートしている。
葬儀はニーナーの教会で行われ、ニック・ケイヴはピアノの弾き語りで1986年発表の“A Rainy Night In Soho”を演奏している。また、グレン・ハンサードとリサ・オニールはザ・ポーグスのメンバーをバックに“Fairytale of New York”を披露している。
Johnny Depp delivers a brief reading at Shane MacGowan’s funeral 🇮🇪 pic.twitter.com/FborlAwTme
— Johnny Depp’s Warrior (@johndeppwarrior) December 8, 2023
アイルランド人シンガーのマンディとカミル・オサリヴァンが1995年にシェイン・マガウアンとシネイド・オコナーのデュエットとしてもリリースされた“Haunted”を演奏している。ザ・ポーグスのベーシストであるケイト・オーリアダンはミュージシャンのジョン・フランシス・フリンと共にザ・ポーグスが1985年にレコーディングしたトラディショナル・ソング“I’m a Man You Don’t Meet Every Day”を演奏している。
アイルランドの政治家であるジェリー・アダムスが最初のスピーチを行い、妻のヴィクトリア・メアリー・クラークから頼まれたことを聴衆に語っている。「私の言葉は感謝です。シェイン・マガウアンの才能、曲、創造性への感謝です」と彼は述べている。「アイルランド人らしさと人道を彼は深めてくれました」
「あなたの音楽は永遠に生きていきます。あなたは私たちの夢の規範となったのです」とジェリー・アダムスはスピーチの最後で語っている。
エイダン・ギレンは『ヨハネの黙示録』の22章1節から3節を読み上げ、妻のヴィクトリア・メアリー・クラークは彼のアートと歌詞の著書、ブッダの仏像、ティーバッグ、『レッド・ツェッペリンII』といった品々を供えている。
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