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ザ・ポーグスのフロントマンであるシェイン・マガウアンが亡くなったことを受けて、シェイン・マガウアンとシネイド・オコナーのインタヴューがもう一度注目を集める形となっている。

シェイン・マガウアンの訃報は妻のヴィクトリア・メアリー・クラーク、妹のシオバーン、父のモーリスによる共同声明で発表されている。享年65歳だった。

「深い悲しみと重い心境と共にシェイン・マガウアンが亡くなったことを発表します。シェイン・マガウアンは11月30日午前3時に妻のヴィクトリアと家族に囲まれながら穏やかに亡くなりました。祈りの言葉と最後の儀式が読み上げられ、家族には安らぎが与えられました」

今回、シェイン・マガウアンとシネイド・オコナーが生と死について語り合う映像が再び注目を集めている。2人は1986年公開の『シド・アンド・ナンシー』に提供したザ・ポーグスの楽曲“Haunted”を新たなデュエットでリリースし直しており、インタヴューが行われた1995年にリリースしている。

インタヴューの中でシネイド・オコナーは自身の死生観について次のように語っている。「ここで私たちは何をしているんだろう? 宇宙の中で地球はどうやって浮いているの? 死ぬ時はどうなるんだろう? ゆっくりと痛ましいものになるのかな?」

「でも、最も困難な道程である出産を乗り越えたら、死ぬこともおそらく容易いことかもしれない」

司会者のパット・ケニーが長い闘病生活を送っている人には「諦め」て「闘うことを止めてしまう」人もいると発言すると、シネイド・オコナーは次のように応じている。「生きていることのほうが大変ってことかもしれない」

パット・ケニーがシェイン・マガウアンのように「必要以上に生きるのを難しくしている」人もいると冗談を飛ばすと、シネイド・オコナーは次のように反論している。「分からないわ。誰もが違うから」

「みんな誰もが自分のルールがあって、自分なりの生き方というものがある。あなたにとって大変なことでもシェインのような人たちには大変じゃないかもしれない」

「俺は君より長生きすると思うよ」とシェイン・マガウアンはパット・ケニーに向けて語っている。

今年7月、シネイド・オコナーの訃報を受けて、シェイン・マガウアンは次のように述べていた。「シネイド、君は常に自分や多くの人のためにそばにいてくれて、苦悩の痛みを恐れない癒やしの魂だった。君は常に人々を癒やし、手助けしようとしていた」

「悲しみと喪失の中で安らぎと強さを見出し、癒やされ、平穏でいられるように祈っています」

ザ・ポーグスはフロントマンのシェイン・マガウアンが亡くなったことを受けて、“Fairytale Of New York”をクリスマス週の全英シングル・チャートの1位にしようという動きが起こっている。

ファンたちはソーシャル・メディアで“Fairytale Of New York”をクリスマス週の全英シングル・チャートの1位にしようと呼びかけている。“Fairytale Of New York”は1987年のオリジナル・リリース時に最高位2位を記録している。

あるファンは「この曲をクリスマス週の1位にしなければなりません。安らかに、シェイン・マガウアン」とツイートしている。「クリスマス・ナンバー1がトレンドになっているのを見て、誰しもが“Fairytale Of New York”を1位にしようとしていると思ってしまった。でも、大半はそうじゃないみたいだね。今年1位になるべき曲については正解は一つしかない。この曲だけだ」

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