フー・ファイターズのデイヴ・グロールはアブダビで公演を行うに伴って「悪態禁止」という注意書きを作ったことを明かしている。
現地時間11月26日にアブダビではF1グランプリが行われ、その後のコンサートでデイヴ・グロールは汚い言葉を使わないように大文字で書かれた注意書きを用意している。アラブ首長国連邦では悪態をつくことは固く禁じられており、Fワードの使用は犯罪とみなされ、1年以下の禁固刑を科される可能性がある。
この注意書きの写真は『コンシークエンス』によって投稿されており、デイヴ・グロールは公演でもこの注意書きに言及している。
デイヴ・グロールは観客に注意書きを見せながら、長年にわたる数え切れないほどのライヴを振り返りつつ、悪態をつかずにライヴをやり遂げたのは「初めて」だと語っている。デイヴ・グロールは亡くなったテイラー・ホーキンスだったら「気に入ったかもしれない」と冗談を飛ばしている。
デイヴ・グロールは他のところでも亡くなったテイラー・ホーキンスの名前を挙げており、“Everlong”を彼に捧げ、週に3回くらいテイラー・ホーキンスのことを夢で見ると語っている。
「昨晩も彼のことを夢で見たんだ。彼はポニーテールで、神に誓うけど、本当に夢を見たんだ。週に3回くらいは彼の夢を見るんだ。昨晩はよかったね。髪がないのに、ポニーテールにしていたんだ」
アラブ首長国連邦での公演を終えたフー・ファイターズはオーストラリア・ツアーを行うことが決定している。
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