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リンゴ・スターザ・ビートルズの最後の新曲“Now and Then”にジョン・レノンの声が使われていないとする「ひどい噂」に言及している。

ザ・ビートルズの最後の新曲という“Now And Then”は昔のジョン・レノンのデモ・テープを下にポール・マッカートニーとリンゴ・スターがAIの力を借りて完成させた楽曲となっている。そのおかげでチームは楽器とヴォーカルを分離することができ、残されたメンバーは作業をすることができた。

リンゴ・スターはこのプロジェクトについて「美しい」と評しており、「ジョン・レノンが部屋に戻ってくることに最も近いことだったから、僕ら全員にとってとても感動的なことだった」と語っている。

しかし、AARPによるインタヴューでリンゴ・スターは時間をさいて、曲の制作に関する噂を払拭している。「あれはジョンじゃなくて、AIだなんていうひどい噂があるんだ。なんでもデタラメを言う人がいるんだよ」とリンゴ・スターは語っている。「ポールと私はそんなことはしない。あれは美しい曲で、ようやくドアを閉めるのに素敵なやり方だっと思う」

先日、リンゴ・スターは『ヴァラエティ』誌でも次のようにコメントしていた。「AIが作っているわけじゃないんだ。何かに見せかけているわけでもない。本物のジョンの声があって、ポールの声とベースがあって、ジョージのリズム・ギターがあって、僕のドラムがある」

また、リンゴ・スターはザ・ビートルズの“Now And Then”が全英シングル・チャート1位を獲得したことを受けてツイッターで反応を示している。

リンゴ・スターは首位を獲得したことを受けて動画と共に次のようにツイートしている。「なんてことだ。UK、イングランドで1位になってしまったよ。信じられない。スクリーンにはいくつかの事実が表示されるよ。平和と愛を、みなさんに。美しい日だ」

“Now And Then”は2023年の初週最多セールスを記録しており、アナログ盤のシングルとしても今世紀最多の初週セールスともなっている。フィジカル・セールスとしてはほぼ10年ぶりの数字となっていて、1週間のストリーミング再生としてはザ・ビートルズで最多となっている。

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