テイラー・スウィフトは今週の全英アルバム・チャートでザ・ビートルズの再発された『赤盤』と『青盤』抑えて首位を維持している。
テイラー・スウィフトは2位にランクインしたザ・ビートルズの『青盤』、3位にランクインした『赤盤』を抑えて、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』が3週目の1位を獲得している。
オフィシャル・チャート・カンパニーによれば、1973年にオリジナルの『赤盤』と『青盤』がリリースされた時も同じ順位で、16作目となる全英1位は阻止される格好となっている。
しかし、ザ・ビートルズは最後の新曲という“Now And Then”が全英シングル・チャートの1位を獲得している。
AIの力を借りて完成した“Now And Then”は“From Me to You”でザ・ビートルズが初めて同チャートで1位を獲得してから60年6ヶ月を経て1位を獲得している。同曲は1969年の“The Ballad of John and Yoko”以来、54年振り18曲目の全英1位獲得曲となっている。
さらに「今年UKでフィジカルとダウンロードでの最多初週売り上げ」、「1週間のフィジカル売り上げは2014年以来最多」、「アナログシングルとして今世紀最多の週間売り上げ」といった記録も達成している。
リンゴ・スターはザ・ビートルズの“Now And Then”が全英シングル・チャート1位を獲得したことを受けてツイッターで反応を示しており、次のようにツイートしている。「なんてことだ。UK、イングランドで1位になってしまったよ。信じられない。スクリーンにはいくつかの事実が表示されるよ。平和と愛を、みなさんに。美しい日だ」
What’s happening it’s all happening number one in England UK incredible a few more facts will come on the screen. Peace and love everybody. It’s a beautiful day. 😎✌️🌟❤️🌈🎶🍎🌻🥦🥦☮️ pic.twitter.com/EEneMXaDVk
— #RingoStarr (@ringostarrmusic) November 11, 2023
ザ・ビートルズは最初と最新のチャート1位の期間が最も長いアーティストとなっていて、これまでの記録は1957年の“All Shook Up”と2005年の“It’s Now or Never”で1位を獲得したエルヴィス・プレスリーの47年6ヶ月だった。また54年振りの全英シングル・チャート1位という記録は今までケイト・ブッシュが保有していた44年振りの1位という記録を更新している。
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