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ガンズ・アンド・ローゼズはマネージャーのフェルナンド・リバイスが行ったという著作権侵害とセクシャル・ハラスメントでフォトグラファーから訴訟を起こされている。

現地時間11月11日にカタリーナ・ベンゾーヴァは訴状を提出しており、彼女は2010年から2022年までガンズ・アンド・ローゼズの364公演でフリーランスとして働いていた。

ガンズ・アンド・ローゼズ、ガンダムLLC、チーム・ブラジル、フェルナンド・リバイスが訴状では被告として挙げられており、カタリーナ・ベンゾーヴァの写真の著作権を侵害して、「複製、公開、提供、二次的著作物の作成を行い、権利が切れた後も第三者の出版社にライセンス供与や販売するために写真を保持」しており、著作権侵害を隠蔽して、偽の所有権を主張するために様々な写真を加工したとしている。

カタリーナ・ベンゾーヴァはフェルナンド・リバイスについてバンドのマネージメントを始めた2016年から何度も望まない性的な誘いかけを行ってきたとも述べている。訴状ではカタリーナ・ベンゾーヴァが繰り返し断ると、フェルナンド・リバイスが攻撃的で敵対的になったとして、「悪口、嘲笑、卑下する発言、屈辱、いじめ、嘘」にまで発展したと記されている。

加えて、カタリーナ・ベンゾーヴァはフェルナンド・リバイスが告知なく報酬を下げ、支払いを保留し、安いホテルに移動させ、チーム・ブラジルが負担すると約束した旅費をポケットマネーで支払うよう要求し、彼女の写真をクレジットしなかったとも述べている。

さらにカタリーナ・ベンゾーヴァはバンドとの契約書の内容を使おうとしたものの無視されたとも述べている。フェルナンド・リバイスは「予算上の問題」など様々な理由で2022年10月に契約を打ち切ったという。カタリーナ・ベンゾーヴァは性的な誘いかけを断ったためにフェルナンド・リバイスが差別したと考えており、もう一人のフォトグラファーであるジャルモは同じような扱いを受けていない。

ガンズ・アンド・ローゼズは『ラウドワイアー』に声明を発表している。「カタリーナ・ベンゾーヴァとは元々2010年にガンズ・アンド・ローゼズのツアー写真を撮ってもらうために契約しました。彼女は12年間にわたって働き、給料も待遇も並外れていいものでした。2022年に契約が終わると、契約書にバンドが所有すると明記されている写真の所有権を主張したのです」

「バンドはこうした主張を深刻に受け止めますが、すべての証拠がこれらの非難が断じて明白に虚偽であることを立証しています。今回の件は写真の所有権を偽って主張したとして訴訟を起こしたことを受けて起こっています」

『ラウドワイアー』は10月24日に提出されたバンドによる訴状も提供されており、著作権の無効、非所有、非侵害を主張するもので、カタリーナ・ベンゾーヴァは2023年3月に「様々な人物や団体に対して著作権侵害を虚偽に主張した」と述べている。

訴状にはまたカタリーナ・ベンゾーヴァは2010年に最初に契約した時にガンダムLLCと共にガンズ・アンド・ローゼズのツアーをマネージメントしていたウォーターヘッド・インターナショナルがカタリーナ・ベンゾーヴァの作品の独占的所有者となることに合意しているとも記されている。

加えて、カタリーナ・ベンゾーヴァは2016年にガンダムLLCと「クルー・メンバー雇用覚書」を交わしており、「期間中に提供された労働の結果と収益が『職務著作物』になることを認め、同意している」という。「雇用期間中にあなたによって作成されたすべての映像および写真の著作権およびすべての知的財産権はガンダムLLCに帰属します。本契約に基づくあなたの労働の結果と収益に関連して、あなたの名前、肖像、声、伝記的資料を使用する権利を有するが、義務は負わないものとします」

カタリーナ・ベンゾーヴァはバンドの主張に対して現時点で反応を示していない。

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