キャット・パワーはアメリカのテレビ番組『ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン』で“Like A Rolling Stone”を披露したパフォーマンス映像が公開されている。
キャット・パワーはボブ・ディランが1966年に行った「ロイヤル・アルバート・ホール」公演全編をカヴァーしたライヴ作品『キャット・パワー・シングス・ディラン:1966 ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート』を11月10日にリリースしている。
パフォーマンス映像はこちらから。
本作はアルバム全体が一つのコンサートをカヴァーしたユニークな作品で、マンチェスターのフリー・トレード・センターで行われたものの海賊盤のおかげで『ロイヤル・アルバート・ホール』公演として知られた、ボブ・ディランが1966年5月17日に行った公演をカヴァーしている。
キャット・パワーは本作について次のように語っている。「他のどのソングライターの作品よりも、ディランの曲は、私が5歳の時に初めて聴き始めて以来、私に語りかけ、私にインスピレーションを与えてきた」
彼女は次のように続けている。「過去に“She Belongs To Me”を歌ったとき、一人称にして歌うことがあった。『I am an artist, I don’t look back』って。本当にそう思ってたから。だけどロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートでは、もちろんオリジナルと同じように歌ったわ。曲自体と偉大な作曲家への敬意を込めてね」
「何百万人もの人々の意識的な思考を発達させ、世界の見方を形成するのに役立った数多くの曲を作り上げた人物に対して、私は尊敬の念を抱いていたし、今も抱いてる。だからこそ、ポケットに入れなければならないほど手が震えたけど、自分に対する尊厳を感じることもできた。あそこに立つことは、私にとって本当に名誉なことだと感じたわ」
アルバムのストリーミングはこちらから。
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