U2はラスベガスのスフィア公演より“Zoo Station”のパフォーマンス映像が公開されている。
U2は現在、ラスベガスのヴェネチアン・リゾート内に20億ドル(約3000億円)をかけて建設されたスフィアで連続公演を行っている。
今回、U2は“Zoo Station”のパフォーマンス映像が公開されている。“Zoo Station”は1991年発表のアルバム『アクトン・ベイビー』に収録されている。
映像はファンがスフィアを「感覚過多」と呼ぶところから始まり、18000人収容の会場をドローンで撮影した映像へと移り変わり、16万個以上のスピーカーやドーム型のLEDを擁する会場が映し出されるものとなっている。
パフォーマンス映像はこちらから。
先日、U2はラスベガスのマディソン・スクウェア・ガーデン・スフィアで行っている連続公演を「前例のない需要」のため延長することを発表している。
追加公演は1月26日・27日・31日、2月2日・3日・7日・9日・10日・15日・17日・18日に行われる。
先日、ボノはラスベガスの公演でイスラエルの音楽フェスティバルで殺害された260人に追悼の意を表している。
10月8日の公演でボノは“Pride (In the Name of Love)”を衝突の犠牲者にささげており、非暴力的解決を望むと語っている。
「ブラザーやシスターのために歌ってくれ。イスラエルのスーパーノヴァ・スコットで歌っていた人のために」とボノは語っている。「彼らのために歌うよ。僕らと同じ人々、音楽の人々だ。遊び心のある実験的な人々だよ。僕らと同じ種類の人々だ。彼らのために歌うよ」
ボノは次のように続けている。「イスラエルとガザで起きていることを考えると非暴力の歌なんてバカげていて、笑いもののように思える。でも、僕らは常に平和と非暴力のために祈っているんだ」
「僕らの気持ちや怒りがどこに向けられているかは分かるだろ。だから、一緒に歌ってほしい。音楽フェスティバルにいた美しいキッズに向けて。10月7日の早朝、砂漠に陽が昇ると、人々の命が奪われることになった。でも、プライドは奪えないんだ」
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