ノエル・ギャラガーはオアシスがアメリカでイギリスほど人気が出なかったのはオアシスが「何も気にしちゃいない」のをアメリカが「扱いきれなかった」だからと語っている。
ノエル・ギャラガーはオアシスの全盛期を撮影したジル・ファーマノフスキーの写真展に先立ってインタヴューに答えている。
「アメリカは俺たちが何も気にしちゃいないという事実を扱いきれなかったんだよ」とノエル・ギャラガーはアメリカとオアシスの関係について語っている。「アメリカで1位をとったアルバムがないのもだからだよな。俺たちが期待を超えることをしなかったから、あっちも期待を超えることをしなかったんだよ」
「グラミーにノミネートされないのもだからだよな。あそこではいろんなことをしなくちゃいけなくて、ちょっと嘘もつかなきゃいけないんだけど、俺たちはそんなことできなかった。だから、2位までしか獲得できなかったんだよ」
オアシスは7枚のアルバムすべてが全英アルバム・チャートで1位を獲得しているが。アメリカでは1位をとったことはなく、1997年発表の『ビィ・ヒア・ナウ』で獲得した2位が最高位となっている。“Wonderwall”が全米シングル・チャートではトップ50に入った唯一の楽曲で、一方、イギリスでは8曲が全英シングル・チャートの1位を獲得しており、15曲がトップ10入りを果たしている。
先日、ノエル・ギャラガーはインタヴューでスーパーマーケットでファンに会うとがっかりされると語っている。
ノエル・ギャラガーは『ザ・サン』紙で次のように説明している。「今はスーパーマーケットにも行けるし、週末に買い物をしていても、誰も顔色一つ変えないよ」
「スープを買っている時に会っても、がっかりすると思うよ」とノエル・ギャラガーは続けている。
「みんな、同じスーパーマーケットの列に並んでいてほしいなんて思ってないんだよ。プライベート・ジェットに酒を飲みながら乗ってると思っていて、正直、そこがいるべき場所だと思っているんだ」
「でも、代わりに玄米やサーモンを買っているんだからね。みんなが失望するのが分かるよ」
「スーパーマーケットでは何度も『何をしているんですか?』と訊かれるんだけどさ。『ただ自分の買い物をしているだけだ』と言うと、『自分で買い物するんですか?』と言われるから、『ああ、執事を辞めさせなくちゃいけなかったんだ』と言ってやるんだ。執事もいることになっているんだよ」
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