ザ・キラーズはベスト・アルバム『レベル・ダイヤモンズ』をリリースすることを発表している。
アルバムには20年に及ぶキャリアから“Mr Brightside”、“When You Were Young”、“Human”といった名曲が収録され、先日リリースされたシングル“Boy”や“Your Side Of Town”も収録される。また、“Spirit”という新曲が収録されることも決定している。アルバムは12月8日に発売される。
アルバムを日本時間11月28日午前2時までに予約すると2024年のツアー・チケットを事前購入できるコードが送られる。
ザ・キラーズは2004年発表の『ホット・ファス』、2006年発表の『サムズ・タウン』、2008年発表の『デイ・アンド・エイジ』、2012年発表の『バトル・ボーン』、2017年発表の『ワンダフル・ワンダフル』、2020年発表の『インプローディング・ザ・ミラージュ』、2021年発表の『プレッシャー・マシーン』という7枚のアルバムをリリースしている。
ベスト・アルバムのトレイラー映像でブランドン・フラワーズは次のように語っている。「記憶に残るものは生き続けると言われるが、この20年間、一生分のスタジアムを埋め尽くすほどの思い出を積み重ねてきた」
アルバムのトラックリストは以下の通り。
1. Jenny Was a Friend of Mine
2. Mr. Brightside
3. All These Things That I’ve Done
4. Somebody Told Me
5. When You Were Young
6. Read My Mind
7. Human
8. Spaceman
9. A Dustland Fairytale
10. Runaways
11. Be Still
12. The Man
13. Caution
14. My Own Soul’s Warning
15. Dying Breed
16. Pressure Machine
17. Quiet Town
18. boy
19. Your Side of Town
20. Spirit
先日、ザ・キラーズのフロントマンであるブランドン・フラワーズはニュー・アルバムを途中でお蔵入りにしたことを明かしている。
「レコーディングの途中で分かったんだ。『これはできない』ってね」とブランドン・フラワーズは語っている。「これはアルバムにならないと思った。この手の音楽を僕らが作っているのを見ることはもうないと思う」
ブランドン・フラワーズは次のように続けている。「これが今、自分が感じている危機だね。ザ・キラーズは自分のアイデンティティで、僕の曲は客席を満たしてくれる。でも、『プレッシャー・マシーン』のような音楽を作ることで、より充実感を得られるんだ」
「曲を書きながら自分の強い一面を見つけたんだ。こういう男を探していたんだよ。デビュー・アルバム『ホット・ファス』は20代の時に作ったものとしては、みんなと同じくらい誇りに思うけど、僕はもう20代じゃない。人生における次のフェーズのことを考えているんだ」
また、ザ・キラーズは“Mr Brightside”がスポティファイがサービスを開始してからUKで最も再生された楽曲であることが明らかになっている。
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