ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはザ・ローリング・ストーンズのサポート・アクトを務めたために母親のデニス・ウェルチの結婚式に出られなかったことが明らかになっている。
現地時間11月6日にデニス・ウェルチは『ルース・ウィメン』に出演して、2013年7月の3度目の結婚式の前に息子から電話があったと語っている。
「マット、息子のマシューはリンカーン・タウンリーとの結婚式に出られなかったの」とデニス・ウェルチは語っている。「息子から電話をもらった時、私は芝居をやっていたのを覚えている。そうしたら彼が『結婚式に出られないと言ったら、どう思う?』と言ったの」
「10年前のことね。『許さないわ』と私が言ったら、彼が『ハイド・パークでザ・ローリング・ストーンズのサポート・アクトを務めるとしても?』と言ったの」
デニス・ウェルチは次のように続けている。「傷ついたけれど、全部理解したわ。私にとっても息子にとってもジレンマで、つらかったけど、『結婚式に来なさい』とは言わなかった。バンドが受け入れられているということだったから」
デニス・ウェルチは10代の頃のバンドは「ガレージで騒音を鳴らしていた」と振り返っている。「仕事に就きなさいと言っていたわ。ザ・ローリング・ストーンズのサポート・アクトでも務めるのでもなければ、仕事に就けってね」
この時のサポート・アクトはその年の9月2日にリリースされることになるセルフタイトルのデビュー・アルバムに先立つもので、アルバムは全英アルバム・チャート1位を獲得している。
一方、マレーシア政府はザ・1975のマット・ヒーリーがグッド・ヴァイブス・フェスティバルのヘッドライナーのステージでマレーシアのLGBTQ+に関する法律に抗議して、ベーシストのロス・マクドナルドとキスしたことを受けて、コンサート主催者はガイドラインに抵触するパフォーマンスを中断できる緊急停止装置を用意しなければいけないことを発表している。
また、ザ・1975は現地時間10月31日にデトロイトで行った「ハロウィン・パーティー」公演で映画『アメリカン・サイコ』や『ザ・リング』、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などの仮装を披露している。
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