レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジは現地時間11月3日に開催されたロックの殿堂入りの式典にサプライズで出演している。
式典ではミュージカル・インフルエンス・アウォードがリンク・レイに贈られており、ジミー・ペイジはリンク・レイを称えるために登場して、名曲“Rumble”を演奏している。
式典についてはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがロックの殿堂入りを果たすのにあたってギタリストのトム・モレロが出席している。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはアイス-Tの紹介でロックの殿堂入りを果たしたが、ザック・デ・ラ・ロッチャ、ティム・コマーフォード、ブラッド・ウィルクは式典に出席していない。
トム・モレロは受賞スピーチで政治について言及し、トロフィーを持っての舞台裏での写真撮影ではイスラエルとパレスチナの紛争に言及していると思われる「Ceasefire(停戦)」と書かれた紙を掲げている。
セイント・ヴィンセントはケイト・ブッシュがロックの殿堂入りを果たすのに際して“Running Up That Hill (A Deal With God)”を演奏している。
式典に先立ってケイト・ブッシュは式典に出席しないことを発表しており、声明で次のように述べている。「アメリカの音楽業界の大きな鼓動の中心に位置する賞をいただいて、この大きな名誉に完全に圧倒されています」
「私に投票してくれた全員に感謝します。こんなにも素晴らしい栄誉をいただけるなんて想像もしていませんでした」
「残念ながら今夜の式典には出席できませんが、私にとってはみなさんがふさわしいと思ってくれたことを知ったのが本当の栄誉です」
エルトン・ジョン、デヴィッド・ギルモア、ピーター・ガブリエル、セイント・ヴィンセントがビデオ・メッセージで賛辞を寄せた後、ビッグ・ボーイが紹介スピーチで「真にヴィジョンのある人物だ」と述べている。
今年はケイト・ブッシュ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの他にシェリル・クロウ、ミッシー・エリオット、ウィリー・ネルソン、ジョージ・マイケル、ザ・スピナーズがロックの殿堂入りを果たしている。
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