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ポール・マッカートニーは新たなインタヴューでジョン・レノンとジョージ・ハリスンの死について「飲み込むには苦い薬」だと語っている。

『ザ・タイムズ』紙に対してポール・マッカートニーはジョン・レノンとジョージ・ハリスンの死、二人がいないことについて今も感じる悲しみについて語っている。

ポール・マッカートニーは次のように述べている。「お互いのことを手放さないようにするという考え方が好きなんだ。すごく愛している人がいる時はね。多くの場合、それは親族だったりするんだろうけど、たとえ亡くなったとしても、手放したくないというね。人が亡くなった時、みんな言うけれど、自分の記憶の中に、自分の心の中に彼らはいる。それは僕にも、僕の仲間にも言えることだよね」

ポール・マッカートニーはジョン・レノンとジョージ・ハリスンの写真を見ながら「苦さも甘さもある」と語っている。

「甘いというのは『人生でこうした人々に出会えたなんて、なんて幸運だったんだろう』ということだよね。でも、もう彼らはいないという事実は苦いものなんだ。ジョージの写真を見ると、道路に座ってヒッチハイクしたことを思い出す。クリームド・ライスを自分たちに買ったんだ。ジョンと僕でもヒッチハイクをした。そうやってパリに行ったんだ」

「いろんな思い出が溢れ出してくる。でも、悲しいことに彼らはもういない。飲み込むには苦い薬なんだ。でも、甘くもある。それが僕の思いだよね」

ザ・ビートルズについては最後の新曲という“Now And Then”のミュージック・ビデオが公開されている。

“Now And Then”はザ・ビートルズの4人のメンバーが参加した最後の楽曲とされており、ジョン・レノンが録音したデモをポール・マッカートニーとリンゴ・スターがAIの力を借りて復旧させて完成に至っている。

11月10日には『ザ・ビートルズ 1962年~1966年』(赤盤)『ザ・ビートルズ 1967年~1970年』(青盤)のエクスパンデッド・エディションがリリースされることも決定している。

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