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デュア・リパ、マイケル・スタイプ、ケイト・ブランシェットといった有名人はジョー・バイデン大統領にガザの停戦を求める公開書簡に署名している。

この公開書簡は「ガザへの空爆を終わらせ、安全な人質の解放」を目的としたもので、人道的援助を届けるためのパレスチナへの安全なルートの確保を求めている。現時点でエンタテインメント業界から多くの有名人がこの公開書簡には署名している。

音楽界からはデュア・リパ、R.E.M.のマイケル・スタイプを始め、キラー・マイク、キャロライン・ポラチェック、マックルモア、ケイトラナダ、デヴ・ハインズ、ヴィック・メンサ、トミー・ジェネシス、ミゲル、アミーネ、エイサップ・ナストらが署名している。

「アメリカ合衆国大統領としてあなたと議会は新たな命が失われる前にガザとイスラエルにおける即時停戦を呼びかけることを求めます」と公開書簡には記されている。

「この1週間半で5000人以上が亡くなっており、良心のある人なら誰でもこの数字が破滅的であることが分かっています。信仰や民族に関係なく、すべての生命は神聖であると信じて、パレスチナとイスラエルの民間人の殺害を非難します」

公開書簡は次のように続けられている。「米国議会、ユニセフ、国境なき医師団、赤十字国際委員会、その他多くの人々の声に加え、米国がこの苦しみを終わらせるために重要な外交的役割を果たすことができると信じています」

「人命を救うことは道徳的要請である。ユニセフの言葉を借りれば、『思いやり、そして国際法が勝たなければなりません』」

公開書簡には映画業界の人物も署名しており、ケイト・ブランシェットを始め、ジェレミー・ストロング、ホアキン・フェニックスも署名している。

デヴィッド・クロス、ジョン・キューザック、リズ・アーメッド、レナ・ウェイス、ブーツ・ライリーらもパレスチナ/イスラエル間の紛争において停戦を求める活動を支持している。

ハマスによる軍事行為は10月7日に開始され、ガザ境界からおよそ5キロ離れた「ベエリ」では住民のおよそ10%にあたる100人以上が殺害され、クファルアザのキブツでも多くが殺害されている。イスラエル国軍のIDFは主にミサイル攻撃による報復の軍事行為を行っている。

アル・ジャジーラによれば、イスラエル軍の空爆によってガザで亡くなった人は約7000人にのぼっており、そのうちの2900人は子どもだったという。『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙はハマスの軍事行為によって1400人以上のイスラエル人が亡くなったと報じている。

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