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テイラー・スウィフトは2019年発表のアルバム『ラヴァー』に収録されている“Cruel Summer”がリリースから4年を経て、全米シングル・チャートの1位を獲得している。

ジャック・アントノフとセイント・ヴィンセントとの共作となる“Cruel Summer”は、最新作『ミッドナイツ』に収録された“Anti-Hero”や“All Too Well”に続いて、テイラー・スウィフトにとって10曲目の全米シングル・チャートで首位を獲得した曲となっている。

“Cruel Summer”は『ラヴァー』でもファンに人気の楽曲だったが、「ジ・エラズ」ツアーで演奏されることになった今年までシングルとしてプロモーションされてはこなかった楽曲となっている。

“Cruel Summer”はTikTokでも人気の楽曲となっていて、100万本を超える動画がアップされており、先週末にはライヴ音源とLPジョッビがリミックスした音源も公開されており、それがストリーミング再生を急増させることとなっている。

テイラー・スウィフトとプロデューサーのジャック・アントノフは1位獲得を受けて祝福のコメントを公開しており、ジャック・アントノフは次のように述べている。「5年前の『ラヴァー』から一番お気に入りの曲だよ。この曲がベスト・ソングだと僕らも言っていたんだけど、『これは僕らの秘密のベストソングにしよう』と思った曲だったんだ」

「“Cruel Summer”を全米シングル・チャート1位にしてくれてありがとう! もう夏でもないけどね」とテイラー・スウィフトは述べている。「秋も深まって、セーターを着ているわ。みんな、愛しているわ」

これによってテイラー・スウィフトは10曲で全米シングル・チャートで首位を獲得したアーティストへの仲間入りを果たしている。現時点でこの記録を達成しているのは他にザ・ビートルズ、マライア・キャリー、リアーナ、エルヴィス・プレスリーのみとなっている。

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