アイアン・メイデンのドラマーであるニコ・マクブレインは今年1月の軽い脳梗塞で右半身に麻痺が残ったが、ほぼ完全に回復していることを明らかにしている。
「シリウスXM」のエディ・トランクの番組に出演した70歳のニコ・マクブレインは「85〜90%まで回復した」と述べ、指の速い動きや器用さの面ではまだ若干の困難があると語っている。
ニコ・マクブレインは2021年発表のアルバム『戦術』を引っ提げて行っている「フューチャー・パスト」ワールド・ツアーについて「素晴らしい形で進んでいるよ」と述べている。
「自分としては始まった時は少し不安だったけど、進んでいくにつれて、ライヴをやればやるほど、より元気になっていき始めて、バンドもよりロックできるようになったんだよね。ここ数ヶ月は本当に素晴らしいよ」
ニコ・マクブレインは自分の肉体的な限界に対応するためにドラムのテクニックを適応させなければならなかったことを認め、よく知られたフィルも変更した曲もあったという。「みんなが知っているフィルでも演奏できるようにするために変更しなければいけないものもあった」と彼は語っている。「でも、間違いなくよくなっているよ」
ニコ・マクブレインは回復の過程においてマネージャー、バンドメンバー、ファンの愛と応援が力になったと称えている。「すごかったよ。みんなが多くの愛を見せてくれた。驚かされたね」
ニコ・マクブレインは2020年にステージ1の喉頭ガンと診断されており、発覚後すぐに切除されている。
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