ザ・ラスト・シャドウ・パペッツのマイルズ・ケインは、なぜ彼がアークティック・モンキーズに加入しなかったかについて説明している。
マイルズ・ケインとアークティック・モンキーズのフロントマンであるアレックス・ターナーからなるザ・ラスト・シャドウ・パペッツは、4月1日にリリースされるセカンド・アルバム『エヴリシング・ユーヴ・カム・トゥ・エクスペクト』の詳細を先日発表している。
そのニュースをうけて、二人は彼らの復帰について『Q』誌に語っており、2008年リリースのデビュー・アルバム『ジ・ エイジ・オブ・ジ・アンダーステイトメント』との主な違いについて、「今回は僕らでマイクを奪い合ってるんだ」と語っている。
「もう一度やりたいとは常に思っていたんだけど、もしも続編を創作するとなっても、長くやれないことは明白だったからね」と、アレックス・ターナーは語っている。「もし疎遠になったとしたら、より良い物語になるんじゃないかな? 仲違いして夏まで会わなかったら?とかって考えたよね」
2006年にアークティック・モンキーズの元ベーシストであるアンディ・ニコルソンの後任を探すときに、マイルズ・ケインが加入しそうになったりはしなかったのかと訊かれると、アレックス・ターナーは次のように答えている。「うーん、それはないな。なぜかというと、その頃は(マイルス・ケインが)丁度(つかの間しか続かなかった)ザ・ラスカルズの活動を始めたころだったからね。ちょうど同じ時期にそのすべてが起こっていたからね」
マイルズ・ケインがアークティック・モンキーズに決して参加しないという決断は、脚光を浴びたいという彼の欲望に起因するという。マイルズ・ケインは、以下のように語っている。「当時、僕は本当にフロントマンになりたいと思っていたんだ。まだフロントマンになったことがなかったしね。強い欲求があったんだ」
さらにこう続けている。「幸運にも僕たちが親友で、またこれをやることが出来るなんて、それだけで十分なんじゃないかな。理想の世界でフルタイムのバンドを一緒にやっているなんて言いたくない。なぜなら、僕たちは2人ともこれとは別にやっていることも大好きだからね」
アレックス・ターナーはインタヴューの他の部分で、マイルズ・ケインと一緒にファースト・アルバムを作ったことが後のアークティック・モンキーズの作品に影響を与えたと説明している。「僕が過去にさまよっていたものとは違う場所に到達できると思えるクリエイティヴな道へ彼によって導かれたんだ」
ラスト・シャドウ・パペッツは今春ツアーを行うことが発表されている。ツアー日程は以下の通り。
Edinburgh, Usher Hall (March 26)
Paris, Olympia (March 29)
London, Hackney Empire (April 1)
Liverpool, Olympia (April 2)
Sheffield, City Hall (April 3)
Amsterdam, Paradiso (April 7)
New York, Webster Hall (April 11)
San Francisco, The Fillmore (April 17)
Los Angeles, The Theatre at Ace Hotel (April 20)
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