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ピーター・ガブリエルは20年以上ぶりとなるオリジナル・アルバム『i/o』をリリースすることを発表している。

12曲が収録されたアルバムは12月1日にリリースされる。2023年を通してピーター・ガブリエルは満月の日に新曲をリリースしてきていた。

「1年分の満月の日のリリースの後、これらの新しい曲が『i/o』という素晴らしい船に再び集まり、世界への旅に備えていることをとても嬉しく思うよ」とピーター・ガブリエルは述べている。

『I/o』はバス近郊のリアル・ワールド・スタジオでレコーディングされている。ピーター・ガブリエルの他にはギタリストのデヴィッド・ローズ、ベーシストのトニー・レヴィン、ドラマーのマヌ・カッチェが参加しており、ソウェト・ゴスペル・クワイアーやオルフェイ・ドレンガーといったコーラス隊が一部の曲に参加している。プレス・リリースではブライアン・イーノも「その痕跡を残している」と評されている。

ピーター・ガブリエルによる新曲のアルバムは2002年発表の『アップ』以来となる。ピーター・ガブリエルは2010年にカヴァー・アルバム『スクラッチ・マイ・バック』を、2011年にオーケストラと共にキャリアの曲を再レコーディングした『ニュー・ブラッド』をリリースしている。

アルバムの収録曲のうち、5月にリリースされた“Four Kinds of Horses”にはピーター・ガブリエルの娘であるメラニー・ガブリエルがバッキング・ヴォーカルで、ブライアン・イーノがキーボードで参加している。

先月、ピーター・ガブリエルは銃犯罪の問題に取り組む運動のビデオに出演している。「アメリカ合衆国を愛しているだけに誰でも簡単に武器を手に入れることができることにいつも愕然とするんだ」とピーター・ガブリエルは映像の中で語っている。

一方、ピーター・ガブリエルは今年3月にAIに対する見解についても語っている。「他のみんなと同じように恐れているけれど、僕は話しているくらいなら河に飛び込むほうなんだ。僕自身もすごくいろいろ考えているけれど、人々はまだ考えが足りてないんじゃないかなと思うね」

新作のトラックリストは以下の通り。

1. Panopticom
2. The Court
3. Playing for Time
4. i/o
5. Four Kinds of Horses
6. Road to Joy
7. So Much
8. Olive Tree
9. Love Can Heal
10. This Is Home
11. And Still
12. Live And Let Live

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