ノエル・ギャラガーはリアム・ギャラガーがオアシスの歴史を「書き換えようとしている」と批判している。
先日、リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーなしでオアシスのデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』の30周年を記念したツアーを行うことを発表している。ツアーにはポール・“ボーンヘッド”・アーサーズが参加することも明らかになっている。
オアシスは2009年8月28日にパリで開催されたロック・オン・セーヌにヘッドライナーとして出演予定だったが、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの間で喧嘩が起こり、この日を最後にバンドは解散している。今回、ノエル・ギャラガーは『デイリー・スター』紙で最後の日々を振り返っている。
「最後のツアーは幸せなものではなかった。もう一人の奴はすべて素晴らしかったと歴史を書き換えようとしているけどな。でも、そうじゃない」とノエル・ギャラガーは語っている。「オアシスの最後の年はひどいものだった」
「人生とは一度きりだろ。なんで幸せでいないんだ? 私生活であれ、仕事であれ、そうだろ? 貴重なものを無駄にしているんだ」
『ディフィニトリー・メイビー』の30周年を記念したUK&アイルランド・ツアーは6月2日のシェフィールド公演から始まり、カーディフで1公演、ロンドンで3公演、故郷のマンチェスターで3公演が予定されており、グラスゴーとダブリンではそれぞれ2公演が行われる。
「『ディフィニトリー・メイビー』のツアーを発表できて、家の周りを跳びはねているよ」とリアム・ギャラガーは語っている。「文句なしに90年代で最も重要なアルバムだよ。このアルバムがなかったら、自分はどこにも行けなかったし、みんなもそうだろ。さあ、お祝いだ」
プレス・リリースには「『ディフィニトリー・メイビー』期にリリースされた他の曲からもファンに人気の楽曲が披露されるかもしれません」と書かれており、“Whatever”、“Fade Away”、“Listen Up”、“Sad Song”なども演奏される可能性がある。
一方、ノエル・ギャラガーは30周年を記念して『ディフィニトリー・メイビー』が再発されることを先日明かしている。
ノエル・ギャラガーによれば、『ディフィニトリー・メイビー』の30周年盤には当時のレコーディング・セッションで作られた未発表音源が収録されるという。ノエル・ギャラガーは音源を見つけた経緯について次のように語っている。「ソニーの倉庫で当時のテープを見つけたんだ」
「なくなったものと思ったんだけど、間違ったラベルが付けられていたんだ」とノエル・ギャラガーは続けている。「あの時期の曲の素晴らしいバージョンで、アコースティック・バージョンもあるんだよ」
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