イージー・ライフはイージーグループとの法的闘争を経て、現在のバンド名では最後のシングルとなる“Trust Exercises”をリリースすることを発表している。
マレー・マトレーヴァーズ、オリヴァー・キャシディ、サム・ヒューイット、ルイス・ベリー、ジョーダン・バートルズから成るイージー・ライフは公式インスタグラムでイージー・ライフ名義で最後の曲の音源を一部公開して、10月13日にリリースされることを発表している。
「“Trust Exercises”は6年以上前に書いた曲なんだ。それ以来、数え切れないほどの変更/編集/手直しを加えてきた。この曲を出す適切なタイミングを待っていたんだけど、そう感じられず、新曲のほうが優先されてきたんだ」とキャプションには記されている。
「やっとまとまって、1月にリリースする予定だったんだけど、イージー・ライフで音楽をリリースできるのは金曜日までだから、イージー・ライフがプリントされたヴァイナルやマーチャンダイズを作ったんだ。だから、今回だけだよ」
イージー・ライフは次のように続けている。「この曲を待ってくれていた全員に感謝するよ。長年ツアーでは演奏してきて、リリースするようにせがまれてきたんだけど、イージー・ライフとしての最後の日にようやく出ることになった。やっとだよ。“Trust Exercises”は初期の楽曲の一つで、間一髪のところで出ることになったんだ」
先日、イージー・ライフは現地時間10月10日にソーシャル・メディアでダビデがゴリアテに挑むようなイージーグループとの法的闘争を経てバンド名を放棄せざるを得なくなったと述べている。
イージー・ライフは名前が類似していることから航空会社のイージージェットから訴訟の可能性を示唆されたことを明かしていた。イージー・ライフは名前を変えるか、高額な法廷闘争に直面するかと迫られたと述べていた。
イージー・ライフは「文字通りあらゆる可能性を探った」にもかかわらず、「可能な適切な選択肢がないことが判明」し、「活動を続けていくためにも名前を変える」ことにしたと述べている。
「残念なことに正義は持てるものにしか行使されないようだ。自分たちには高等裁判所で公平な裁判の受けるための資金がない。裁判は2025年まで続く可能性が高く、その間は音楽をリリースすることができなくなるのは言うまでもない。自分たちのキャリアも自分たちの人生も止まってしまうことになる」
10月13日がバンドがイージー・ライフの名前を使える最後の日となり、それに伴って「フェアウェル・パーティー」と銘打って10月12日にレスター・アカデミーで、10月13日にロンドンのココでライヴを行うことが決定している。
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